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2016.03.11

映画『マニー・パッキャオ』(お薦め度★★★)

フィリピン人のボクサーを、ボクサーの個人名だけでアメリカが映画化していたとは驚きました。ボクサーの半生を描いたドキュメンタリー映画が存在することを知りませんでした。

世界タイトル6階級制覇王者ということをアメリカ人は正当に評価して、彼を敬愛している証拠だと思います。

映画の構成としては、生い立ちからフィリピン国内での試合映像から、米国に渡ってからの輝かしい軌跡を描いています。最後にはメイウェザーとの試合を行うことを宣言しています。メイウェザーとの試合は2015年5月2日に行われて結果は負けていますが、負けたからといって本作の輝きが失われることはありません。

貧困な家族を救うためにボクシングに賭けた生き様と、敬虔なクリスチャンで家族を大切にする人柄、さらには国会議員として国民のために働こうとする使命感に感心させられます。

以下、WOWOWオンラインから転載。

<作品データ>
原題:Manny
製作年:2014年
製作国:アメリカ
内容時間:88分

<スタッフ>
監督:ライアン=ムーア、レオン=ギャスト
製作:ライアン=ムーア、ケン=メイヤーほか
音楽:ローン=バルフェ

<キャスト>
マニー=パッキャオ
マーク=ウォールバーグ
フレディ=ローチ
ディオニシア=パッキャオ

ナレーター:リーアム=ニーソン

<番組紹介/解説>
プロボクシングのメジャー世界タイトル6階級を制覇した史上2人目のボクサー、M・パッキャオ。フィリピンの国民的英雄でもある彼の公私を展望する熱いドキュメンタリー。

世界の頂点に君臨する偉大なボクサー、パッキャオの少年時代から現在までを、貴重映像満載で紹介するドキュメンタリー。ビッグマッチの映像が豊富なだけでなく、パッキャオの少年時代の試合やインタビュー、パッキャオの母親ディオニシア、トレーナーのF・ローチなど関係者の証言、パッキャオが出演したアクション映画など内容は多彩で、人間パッキャオの実像に多角的に迫った。肉体のみならず精神も強いパッキャオには、ボクシング好きならずとも感銘を受けずにはいられない。ソフト発売題「MANNY/マニー」。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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