映画『オオカミは嘘をつく』(お薦め度★★★)
イスラエル映画も凄い。本格派サスペンス・スリラーです。
演出が見事です。
映像だけで、ただならぬ事件が起こることを予想させます。
誤捜査なのか、冤罪なのか、不条理とも思えるリンチに目をそらさざるを得ません。
予想外の展開と驚きのラストに、邦題タイトルの秀逸さを反芻させられます。
以下、WOWOWオンラインから転載。
<作品データ>
原題:Big Bad Wolves
製作年:2013年
製作国:イスラエル
内容時間:110分<スタッフ>
監督:アハロン=ケシャレス、ナヴォット=パプシャド
製作:タミ=レオン、エイヴラハム=ピルヒ、ヒリック=ミハエリほか
脚本:アハロン=ケシャレス、ナヴォット=パプシャド
撮影:ジオラ=ビヤック
音楽:フランク=ハイーム=イルフマン<キャスト>
ミッキ:リオル=アシュケナージ
ギディ:ツァヒ=グラッド
ドロール:ロテム=ケイナン
ヨラム:ドヴ=グリックマン
ラミ:メナシェ=ノイ<番組紹介/解説>
クエンティン・タランティーノ監督も絶賛。少女誘拐事件をめぐって刑事、容疑者、少女の父親という3者がぶつかり合う。展開の予測が不可能なイスラエル産犯罪サスペンス。2013年の釜山国際映画祭で本作を鑑賞したタランティーノ監督は「今年いちばんの映画」と絶賛。上司に反抗的で思わず暴走を始める刑事、ミステリアスな容疑者、娘を心配する父親というアクの強い3者がそれぞれの思惑のもと、予想できないような行動に出続けるが……。スケールは大きくないが、作り手たちの知恵と工夫が緊迫感を維持し、二転三転する展開から目が離せなくなる。監督はイスラエル初の本格スラッシャーホラー映画「ザ・マッドネス 狂乱の森」を手掛けたコンビ、A・ケシャレスとN・パプシャド。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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