映画『傭兵奪還』(お薦め度★★★★)
邦題のみダメです。
タイトル以外は、すこぶる痛快なアクション映画でした。
「96時間」シリーズや『ガーディアン』のように、父親が娘を守る話とばかり想像していたのですが、全く別の設定です。「へぇ〜、こうなるの!」と予想外でした。しかし、そこそこ面白いです。
主役のクレイグ=フェアブラスは渋くて、強くて良いですね。知的でない猛者が非常に似合っています。TPOをわきまえない暴力ぶりが堪りません。友情とは言えないまでも、主人公に敬意を払いつつ、最後に決断するクライン刑事の男気にもぐっと来ました。
ヒロインによりマーケットに受け入れられる女優をキャスティングしていれば、将来においても一定の評価を得られる作品でした。タイトルを含めて残念でした。
以下、WOWOWオンラインから転載。
<作品データ>
原題:The Outsider
製作年:2013年
製作国:アメリカ
内容時間:94分<スタッフ>
監督・脚本:ブライアン=A=ミラー
製作:クリスティーン=ホルダー、マーク=ホルダー、フィリップ=B=ゴールドファイン
撮影:エドゥアルド=マイエン
音楽:パトリック=サヴェッジ、オレグ=スピース<キャスト>
レックス=ウォーカー:クレイグ=フェアブラス
マーゴ:シャノン=エリザベス
シュースター:ジェームズ=カーン
クライン刑事:ジェイソン=パトリック
サマンサ:メリッサ=オードウェイ<番組紹介/解説>
娘の急死を知らされ、ロサンゼルスへとやって来た傭兵の主人公が、なりふり構わぬ荒っぽい手法で、事件の謎とその背後に潜む敵に迫る様子を描いたバイオレンスアクション。ちょっとやそっとではビクともしそうにないこわもてと長身を武器に、数多くのB級アクション映画で悪役を演じてきたC・フェアブラスが、本作では気性や行動は荒っぽいが熱血の正義漢に扮して大暴れ。娘の訃報を知らされていざ遺体と対面したものの、それが実は娘ではないことを知った彼が、娘の行方と事件の謎を追って悪党と対決する姿を、迫力のアクション満載で綴る。敵役を演じるのは、「ゴッドファーザー」のJ・カーン。監督は、「ライジング・サン 裏切りの代償」でもフェアブラスと組んだF・A・ミラー。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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