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2016.03.16

映画『猫侍 南の島へ行く』(お薦め度★★)

時代劇コメディはかなり久しぶりです。TVドラマの延長で劇場版が作られ、しかも第2弾という状況を全く知らずに観ました。

冒頭のゆるさがなかなか良いなぁ〜と思ったのですが、それ以降特別な発展をせず、ゆるいというよりもナンセンスなまま冒頭に戻ります。

もっと面白いエピソードや意外性が盛り込んであれば、コメディとして盛り上がる設定なのに、そもそもの企画もゆるいという甘々な作品です。わざわざ映画化する必要があるとは思えませんでした。

タイトルの「猫侍」とありながら、特別なキャラクター設定はなく、単なる「猫連れ侍」というヒネリの無さもゆる過ぎです。

以下、WOWOWオンラインから転載。

<作品データ>
製作年:2015年
製作国:日本
内容時間:86分

<スタッフ>
監督:渡辺武
原案:北村一輝
脚本:北村一輝、永森裕二ほか
撮影:神田創
音楽監督:遠藤浩二

<キャスト>
斑目久太郎:北村一輝
お蓮:LiLiCo
青海信玄:高山善廣
忍者:木下ほうか
舟頭:酒井敏也
港の男:緋田康人
タエ:木野花
お静:横山めぐみ

<番組紹介/解説>
人生に不器用な剣豪と、愛らしい白猫との絆を綴ったTV時代劇コメディ「猫侍」劇場版第2弾。南の島に漂着した主人公と愛猫が思わぬ騒動に巻き込まれていく。

剣の腕は確かながら無骨で損をしてばかりの侍・久太郎と、愛猫の白猫・玉之丞の日常やささやかな冒険を綴る癒やし系時代劇コメディ「猫侍」。そのTVドラマ版2シーズンと劇場版前作の好評を受けて製作された劇場版第2弾。今回は、船で四国に渡るはずが南の島に漂着してしまった久太郎たちが、現地の村人と海賊との争いに巻き込まれることに。主演の北村一輝が原案・脚本も手掛けるという力のかけようの一方、特長であるいい意味でのゆるさはそのまま。肩の力を抜いて楽しみたい作品となっている。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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