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2016.03.30

映画『次は、心臓を狙う。』(お薦め度★★★)

実話に基づき取材に徹したうえでのフィクションであると説明が冒頭に流れます。緊張感に溢れたリアリティは半端ありません。

しかし、犯人の心理はサッパリです。身近な人間に対して普通の接し方で、見知らぬ若い女性を容赦なく殺す心理はどうにも捉えようがありません。フランス人は全く理解出来ません。

逮捕後の主人公の末路がエンドロール前に語られますが、日本と違う司法判断で違和感が残りました。

以下、WOWOWオンラインから転載。

<作品データ>
原題:La Prochaine fois je viserai le c〓ur
製作年:2014年
製作国:フランス
内容時間:112分

<スタッフ>
監督・脚本:セドリック=アンジェ
撮影:トマス=ハードマイアー
音楽:グレゴワール=エッツェル

<キャスト>
フランク:ギヨーム=カネ
ソフィー:アナ=ジラルド
ラコーム:ジャン=イヴ=ベルトルート

<番組紹介/解説>
1978年から翌年にかけてフランス全土を恐怖に陥れた連続殺人事件、“アラン・ラマール事件”を映画化したサイコサスペンス。孤独な警察官が繰り返す、戦慄の凶行とは?

1978年から翌年にかけてフランス全土を騒がせた連続殺人事件、“アラン・ラマール事件”。これをモデルに、登場人物名を架空の名前に置き換えるなどしているが、あえて犯人の心境に生々しく迫ったのが本作。犯罪者を主人公にした大胆な視点が強い印象を残す。出演は「マイ・ブラザー 哀しみの銃弾」などで監督業にも進出しているG・カネ、小栗康平監督の日仏合作「FOUJITA」に出演しているA・ジラルドら。監督は「殺し屋」(2007年)のC・アンジェ。WOWOWの放送が日本初公開。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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