映画『パイレーツ』(お薦め度★)
ソン=イェジンが主演なので、気合いを入れて観ました。もしかしたら、韓国映画も邦画同様に復調の兆しがあるかもしれないと期待しました。
しかし、全く駄目です。
脚本、演出は全滅でリアリティは皆無です。ソン=イェジン目当てなので我慢しましたが、無駄なコメディを組み込んで何とも形容できない無残な作品になっていました。
本作だけで韓国映画を語るわけにはいきませんが、あまりの低レベルに唖然としました。韓国映画全盛時の成功した手法の数々を、進化させること無くてんこ盛りにした感があります。アクションが売りだと思うのですが、相変わらずの劇画チックのままでした。
ところで、ソン=イェジンですが、特筆すべきところはありません。アクション映画のために身体を鍛えていたというわけでなく、殺陣の動きは素人そのものです。単に昔のイメージのままで化粧が濃くなったとしか言いようがありません。残念です。
邦画に続き、韓国映画も観賞を再会しよと考えていましたが、無期限延長します。
以下、WOWOWオンラインから転載。
<作品データ>
原題:The Pirates
製作年:2014年
製作国:韓国
内容時間:130分<スタッフ>
監督:イ=ソクフン
製作:カン=ミンギュ
脚本:チョン=ソンイル、イ=ソクフン、チェ=イヨン
撮影:キム=ヨンホ
音楽:ファン=サンジュン<キャスト>
チャン=サジョン:キム=ナムギル
ヨウォル:ソン=イェジン
チョルボン:ユ=ヘジン
ソマ:イ=ギョンヨン
坊主:パク=チョルミン
モ=フンガプ:キム=テウ<番組紹介/解説>
大国・明から朝鮮建国を承認された証しである黄金の国印“国璽(こくじ)”が海に消えた。その行方をめぐり、水軍、海賊、山賊が争奪戦を繰り広げる海洋アドベンチャー。朝鮮王朝の建国時代を舞台に、大国・明から賜った建国の証し、“国璽(こくじ)”をめぐって水軍、海賊、山賊の三つどもえの争奪戦が繰り広げられるスペクタクルアドベンチャー。明から朝鮮の国名と黄金の国璽を授かった使節団が帰りの水路で巨大なクジラに襲われ、あろうことか国璽を飲まれてしまう。背中に突き立てた旗を目印に、クジラと国璽の行方を追って3つの勢力が争うことに……。山賊の頭役を「無頼漢 渇いた罪」などのキム・ナムギル、海賊の女首領役を「私の頭の中の消しゴム」のソン・イェジンが好演。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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