映画『リベンジ・トラップ/美しすぎる罠』(お薦め度★★★)
ハリウッド映画らしくない展開とラストです。
以前の脚本とは質的な転換を図ろうとしているのかもしれません。かなり欧州作品に近づいた印象です。そのため、メジャー感は薄くなっています。
主演のロザムンド=パイクは、『ゴーン・ガール』と同様に多重人格者とも一線を画す、とらえどころのない“心ここに在らず”な演技は並ではありません。
以下、WOWOWオンラインから転載。
<作品データ>
原題:Return to Sender
製作年:2015年
製作国:アメリカ
内容時間:96分<スタッフ>
監督:フアド=ミカティ
製作:キャンディス=アベラ=ミカティ、ホリー=ウィーアズマ
脚本:パトリシア=ビーチャム、ジョー=ゴセット
撮影:ラッセル=カーペンター
音楽:ダニエル=ハート<キャスト>
ミランダ:ロザムンド=パイク
ウィリアム:シャイロ=フェルナンデス
ミッチェル:ニック=ノルティ
ナンシー:カムリン=マンハイム
ジュディ:イリアナ=ダグラス<番組紹介/解説>
「ゴーン・ガール」で映画ファンをアッと驚かせた人気女優のR・パイクが、またしてもどこか底知れぬ謎めいたクールビューティーのヒロインに扮した戦慄の心理サスペンス。てっきりブラインドデートの相手と思って自宅に招き入れた見知らぬ男に暴行され、心に深い傷を負った美しい看護師のヒロイン。ところが何を思ったのか、彼女はやがて刑務所の中にいる憎いはずの暴行犯に対し、せっせと手紙を書き送るようになり、当初はそのまま手紙を送り返していた男も次第に警戒を解いて彼女と面会するようになるのだが…。「ゴーン・ガール」と同様、本作でもパイクが、その知的でクールな美貌の奥にどこか底知れぬ謎を秘めた不気味な仮面演技を披露。衝撃の結末はぜひ見てのお楽しみだ。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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