息子の髭
昨日(日曜日)に昼飯の買い物から帰宅すると、マスク姿の息子が玄関で出迎えてくれた。マスク嫌いなのに。「どうした?」と聞くと、「くしゃみが酷いのでかけた」とのこと。部屋の掃除をしていないからハウスダストが増えているのかもしれないから窓を開けるように指示した。
昼食で席についたマスクを外した息子は、鼻の下にバンドエイドをしている。「どうした?」「ねーちゃん(姉)からいじめられた?」と聞くと、「そうではない」と言ったまま口が重い。更に聞き出すと「テレビ(お松さん)を観て、はしゃいで部屋の2段ベットの柱にぶつけた」と言う。
「そんなところをぶつけるはずがない」と畳みかける。しかし、前言を撤回しない。「嘘をつくなら飯をたべるな」と質すと席を立つので、息子と一緒に子ども部屋に行き、「どこにどんな風にぶつけたのか」と再現させる。どうやっても明らかに鼻の下をぶつける動作にならない。
そこで、バンドエイドを剥ぎ取った。すると5㎜ほど横に引掻いたような傷が現れた。バンドエイドには血がついている。「これは打撲による傷ではない」と指摘すると、とうとう真相を語った。
「髭を剃ろうとして切ってしまった」とのこと、担任の先生から剃るべきとアドバイスされたので実行したらしい。かわいそうに、事前に相談すればやり方を教えたものの。
そもそも、息子の髭は産毛が少し濃くなっているだけで剃るほどの存在ではない。剃刀を使うだけの存在感は無い。床屋は理容店ではなく、千円カットなので顔剃りがないのだ。剃らないまま少し太くなって目立つようになってしまい余計なストレスが生まれたようだ。何故素直に髭剃りを失敗したと言わないで嘘をついたのかを叱った。嘘をつく必要がないと言い聞かせた。
それにしても、そんな年頃になったのだ。息子には剃刀は無理なので電動シェーバーが適当だ。早速PanasonicのラムダッシュES-ST8NをJoshin webで注文した。
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