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2016.06.03

映画『皆殺しの流儀』(お薦め度★★★)

かなりB級っぽいし、期待通りの展開にならないものの割りと楽しめました。
ジジイVSチンピラの抗争がわかりやすく、思った通りの流れです。しかしながら、盛り上がるようで盛り上がらないもどかしさを後半は感じます。

ドンパチ全開かと思いきや、アレレの収束なのに、ソコまでするのという意外性で飽きません。

イギリス映画のストレートで表現されない屈折さが痛快です。邦題が優れていました。

以下、WOWOWオンラインから転載。

<作品データ>
原題:We Still Kill the Old Way
製作年:2014年
製作国:イギリス
内容時間:95分

<スタッフ>
監督:サシャ=ベネット
製作:ニール=ジョーンズ、ジョナサン=ソスコット、ロッド=スミス
脚本:サシャ=ベネット、ドゥージー=ブリムソン
撮影:イスマエル=イッサ

<キャスト>
リッチー:イアン=オギルヴィ
チャーリー:スティーヴン=バーコフ
スーザン:アリソン=ドゥーディ
リジー:リセット=アンソニー
ロイ:クリストファー=エリソン
アーロン:ダニー=ボーイ=ハチャード

<番組紹介/解説>
若いストリートギャングのグループに仲間を殺された熟年男性たちが、復讐の戦いに挑むバイオレンスアクション。熟年男性たちが見せる、人間味に満ちた魅力も大きな見もの。

物語そのものはシンプルで、チャールズ・ブロンソンが主演したヒット作「狼よさらば」のバリエーションを思わせる、自警団(ビジランテ)ものバイオレンスアクションと呼べよう。自警団を肯定するかどうかは見る者で異なるかもしれないが、本作は裁かれるべき悪役の若いストリートギャング一味がそろいもそろってクズなのが徹底しており、勧善懲悪の世界を痛快に楽しむべき快作に仕上がった。TV「テンプラーの華麗な冒険」で伝説的主人公セイント役を演じたI・オギルビーなど、英国ベテラン勢の好演も楽しめる。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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