映画『バタフライ・エフェクト』(お薦め度★★★)
本来であればダークファンタジーに収めるべきところを、世界市場を意識するハリウッド映画はそうしません。
興行的な成功を収めたのかもしれませんが、後世に残せるだけのインパクトは十分ではありません。
なかなか面白いものの、ありがちな感傷に支配されて深みや普遍性はありません。
予測不能でありながら、丸く収めるところは米国作品らしいと言えます。
以下、WOWOWオンラインから転載。
<作品データ>
原題:The Butterfly Effect
製作年:2004年
製作国:アメリカ
内容時間:114分<スタッフ>
監督:エリック=ブレス、J=マッキー=グルーバー
製作総指揮:アシュトン=カッチャー
製作:クリス=ベンダー、A=J=ディックス、アンソニー=ルーレン
脚本:エリック=ブレス、J=マッキー=グルーバー
撮影:マシュー=F=レオネッティ
音楽:マイケル=サビー<キャスト>
エヴァン:アシュトン=カッチャー
ケイリー:エイミー=スマート
トミー:ウィリアム=リー=スコット
ジョージ:エリック=ストルツ
レニー:エルデン=ヘンソン
アンドレア:メローラ=ウォルターズ<番組紹介/解説>
もしも日記に書かれた過去を修正することで現在が変わったら……!? 奇抜な着想のもと、予想不可能なサスペンスがスピーディーに展開する、ジェットコースタースリラー。“もしもあの時●●していたら”という主人公の選択が物語を急展開させていく、優れた発想のスリリングファンタジー。「キス&キル」などのハンサム男優で、本作主演のA・カッチャーら製作総指揮のもと、「デッドコースター」の脚本家コンビ、E・ブレスとJ・M・グルーバーが共同監督して楽しめる佳作に。バタフライ・エフェクトとは“1匹の蝶(バタフライ)が羽ばたいた結果、地球の裏側で竜巻が起きる”というように、初期条件のわずかな差異が将来の結果に大きな差をもたらすというカオス(混沌)理論の一つ。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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