Apple IDのセキュリティ強化のために「2ステップ確認」を導入した
Apple IDの「2ステップ確認」は、Googleアカウントでの「2段階認証プロセス」と同様です。
7月11日にGigazineで次のニュースが配信されたことに対応しました。
「「最大4000万人分のiCloudパスワードが漏れた可能性があるので今すぐパスワード変更すべき」と有名アンチウイルスソフトメーカーのカスペルスキーが警告」
その後、続報が無いので真偽のほどはわかりませんが、万が一、Apple IDが乗っ取られたとなると、iTunesの音楽データが使えなくなるという損害が生じるため、Googleアカウントでの「2段階認証プロセス」から3年遅れで導入です。
昨晩、Windows10でのiTunesバージョンアップ(12.4.2)が2回目となったのですが、iCloud for Windows(5.2.1)も同時にバージョンアップしたことで、前述の記事を思い出し「2ステップ確認」を導入することにしました。
Apple IDに「2ステップ確認」を設定する手続きは次の通り。
①Apple IDのアカウントページにサインイン。
②「2ステップ確認」の下で「利用を始める」をクリック。
③セキュリティ質問に回答し、SMS受信できるスマホ電話番号を入力。
④SMSで送られたコードを入力。
⑤復旧キーをプリントアウト。
⑥復旧キーを入力。
⑦「2ステップ確認」の設定をクリック(設定完了)。
手順は、Googleアカウントの「2段階認証プロセス」と⑤⑥以外は同じなので全く問題ありませんでした。今時プリントアウトさせる復旧キーは相当重要なようです。
ところで、Apple IDのセキュリティ対策には「2ステップ確認」とは別途「2ファクタ認証」が用意されています。「2ファクタ認証」は、iOS 9 および OS X El Capitan に直接組み込まれた「2ステップ確認」より新しいサービスだそうです。ダブルでセキュリティを強固にできるようです。これについてはまた別の機会に検討します。
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