映画『フレンチアルプスで起きたこと』(お薦め度★★★)
ビビりにとって作品で描かれる父親の行動は“あるある”なので身につまされます。
突発的な反応は、他人事ではありません。
しかもこの夫婦はお互い真面目なので、危機的状況に陥ります。回答が出ないだけに難しい。
スウェーデンの家族ということで、日本人から遠い話として最初は観ていましたが、どうしてどうして非常に身近な話だと感じました。
最後までしっくりこない展開で、これほど考えさせるエピソードとは思いもしませんでした。欧州映画はユニークです。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
<受賞歴>
原題:Force Majeure
製作年:2014年
製作国:スウェーデン・デンマーク・フランス・ノルウェー
内容時間:120分
第67回 (2014年) カンヌ国際映画祭 ある視点部門審査員賞<スタッフ>
監督:リューベン=オストルンド
製作:エリク=ヘンメンドルフ、マリー=シェルソン、フィリップ=ボベール
脚本:リューベン=オストルンド
撮影:フレドリック=ウェンツェル<キャスト>
トマス:ヨハネス=バー=クンケ
エバ:リーサ=ローヴェン=コングスリ
マッツ:クリストファー=ヒヴュ
クララ:クララ=ヴェッテルグレン
ハリー:ヴィンセント=ヴェッテルグレン<番組紹介/解説>
雪崩におじけづいた父親のとっさの行動が、冬の休暇を楽しんでいた家族を一転、崩壊の危機へと導くことに…。北欧の国スウェーデンが生み出した要注目のシニカルドラマ。フレンチアルプスの高級リゾート地でスキーバカンスを楽しんでいた、とあるスウェーデン人一家。ところが、雪崩におじけづいた父親が、妻子を置いてひとりでさっさとその場から逃げ出したことから、一家は突如、崩壊の危機に直面することに…。北欧の国スウェーデンから現われた本作は、第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門の審査員賞に輝いたのを皮切りに、欧米でさまざまな賞レースをにぎわせて話題と注目を集め、スウェーデンの俊英R・オストルンドの名前と才能を一躍、世界に広く知らしめることとなった。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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