映画『アントマン』(お薦め度★★★★★)
低迷している米国映画でマーベル・コミックス作品なので全く期待していませんでした。
冒頭はパッとしません。やっぱり外したかと思っていました、意外や意外に独創的なアイデアが散りばめられた、完成度の高い脚本で面白さを堪能しました。
とかくマーベル・コミックスはありきたりな勧善懲悪なストーリーですが、本作は勧善懲悪ではあるものの、娘への愛情をテーマにダメ親父が更生してヒーローになるというハートウォーミングな物語です。
また、戦い方もユニークで蟻を組織して戦う驚きの設定でした。かつてない小さいスケールで驚愕のバトルが展開します。
アベンジャーズとの連携も強く、続編を意識したラストで今後のシリーズ化が楽しみです。
以下、WOWOWオンラインから転載。
<作品データ>
原題:Ant-man
製作年:2015年
製作国:アメリカ
内容時間:118分<スタッフ>
監督:ペイトン=リード
製作総指揮:スタン=リー、エドガー=ライトほか
製作:ケヴィン=ファイギ
原案:エドガー=ライト、ジョー=コーニッシュ
脚本:エドガー=ライト、アダム=マッケイ、ポール=ラッドほか
撮影:ラッセル=カーペンター
音楽:クリストフ=ベック<キャスト>
スコット=ラング:ポール=ラッド
ハンク=ピム:マイケル=ダグラス
ホープ=ヴァン=ダイン:エヴァンジェリン=リリー
ダレン=クロス:コリー=ストール
パクストン:ボビー=カナヴェイル
ルイス:マイケル=ペーニャ
サム=ウィルソン/ファルコン:アンソニー=マッキー
ペギー=カーター:ヘイリー=アトウェル<番組紹介/解説>
マーベル・コミックスが生んだ身長1.5cmという最小のヒーロー、アントマンが初の映画化。アントマンの誕生と活躍を描いて全世界でヒットした痛快コミカルアクション。科学者が作ったスーツを着た元犯罪者スコット・ラングはアリ(アント)のように小さいヒーロー、アントマンに変身。小さな体で巨悪を倒すことができるのか。「アベンジャーズ」などと同じ“マーベル・シネマティック・ユニバース”の中で作られた1本だが、ユーモア度は高く、マーベル映画としては最も家族そろって楽しめる。アントマンは2016年の大ヒット作「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」にも登場して大活躍。本作の続編「アントマン・アンド・ザ・ワスプ(原題)」も2018年夏に全米公開予定だ。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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