映画『アンストッパブル』(お薦め度★★★★)
文句無しに楽しめるハリウッド作品です。
無人列車が暴走するサスペンス・パニックに、鉄道関係者のベテランと新人の人間ドラマを組み込んだ脚本が魅力です。
絶体絶命にもかかわらず、米国人の国民性なのかアバウトさとチャレンジ精神には感心させられます。ヒーローこそが全てを解決する決定打ということが実感できました(笑)。
トニー=スコット監督の得意の画面を揺らす演出が出しゃばることなくマッチしていて、好感が持てました。
手に汗握る展開で納得の一本です。映画館で観なかったのが惜しまれます。ちなみにWOWOWメンバーズオンデマンドでPCとタブレットで鑑賞したのですが、再度録画して大型テレビで子どもたちと一緒に観ます。
以下、WOWOWオンラインから転載。
<作品データ>
原題:Unstoppable
製作年:2010年
製作国:アメリカ
内容時間:99分<スタッフ>
監督:トニー=スコット
製作:トニー=スコット、ジュリー=ヨーン、ミミ=ロジャースほか
脚本:マーク=ボンバック
撮影:ベン=セレシン
音楽:ハリー=グレッグソン=ウィリアムズ<キャスト>
フランク=バーンズ:デンゼル=ワシントン
ウィル=コルソン:クリス=パイン
コニー=フーバー:ロザリオ=ドーソン
デューイ:イーサン=サプリー
ガルビン:ケヴィン=ダン<番組紹介/解説>
2012年8月19日に他界したT・スコット監督の最後の作品。暴走する無人列車は停止させられるのか。実話が下敷きのノンストップ・アクション。D・ワシントンが主演。“止められない(アンストッパブル)”という題が表現するのは、暴走して脱線の危機もある無人の列車であると同時に、列車が引き起こすパニックに、列車を止めようとする鉄道関係者の奮闘を絡めてスピーディーに描いた作品のタッチそのもの。2001年にオハイオ州で起きた貨物列車暴走事故がモデルだが、CGを最小限にとどめた豪快なアクションを、スコット監督らしいスタイリッシュな映像美がさらに盛り上げ、楽しめる佳作になった。大物ワシントンと共演したのは2009年の「スター・トレック」のC・パイン。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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