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2016.10.05

映画『ラブアンドロイド 執事のアダムとぼっちな私』(お薦め度★★★)

セクシーコメディ作品ながら、構成と脚本、演出がずば抜けています。
かなりエロチックな描写が登場しますが、物語が良く出来ているので作品の世界観のほうが興味を引っ張ってくれます。

映画『her/世界でひとつの彼女』にボディ(ロボット)が組み合わさった内容です。ラブアンドロイドの人間以上の自己犠牲は、AIロボットとの性交を容認してしまいます。近い将来この作品で描かれた状況になるかもしれません。

さて、ヒロインの由愛可奈ですが、AV女優でDMM.R18動画で検索すると167タイトルがヒットします。かなり売れっ子のようです。彼女のAV作品を観たことはありませんが、本作でのヘタウマな演技は才能なのかキャラクターなのかわかりませんが、Vシネマでは貴重な存在になると思われます。

久しぶりにWOWOWで映画『ギャルアバター』クラスの作品を掘り出してくれました。感謝です。

以下、WOWOWオンラインから転載。

<作品データ>
製作年:2016年
製作国:日本
内容時間:80分
映倫:R15+指定相当

<スタッフ>
監督・脚本:城定秀夫
撮影:田宮健彦
撮影:飯岡聖英

<キャスト>
川本沙希:由愛可奈
アダム零式:木下桂一
沙希の同僚:琴乃
イブ48:小西まりえ

<番組紹介/解説>
彼氏いない歴=年齢のオタク系“ぼっち女子”が、イケメン執事アンドロイドのテストを命じられて……。人気セクシー女優の由愛可奈が主演するエロティックラブコメディ。

「百日のセツナ 禁断の恋」など、着実に演技者としてのキャリアを重ねる人気セクシー女優、由愛可奈の主演作。家電メーカーに勤めるオタク系“ぼっち女子”が、社運を懸けた男性型執事アンドロイドのテストを命じられて……。恋愛経験ゼロのオタク系ヒロイン役をみごとに演じた由愛可奈の熱演が見もの。あまりにナチュラルな役作りが、その後の同僚と執事ロイドとの三角関係の切なさを盛り上げる。監督・脚本はエロティックVシネの名手、城定秀夫。アシモフのロボット3原則を下敷きに、キレのある脚本を見せた。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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