映画『ブリッジ・オブ・スパイ』(お薦め度★★★)
実話に基づいた作品であっても印象に残らない内容です。
東西冷戦下の人質交換という地味なエピソードなので、見せ場がほとんどありません。
東ベルリンを舞台にソ連と東ドイツ、アメリカの3国間交渉を米国の民間人弁護士が信念だけで何の裏付けもなく、値千金の結果を導き出す展開はしっくり来ません。
単に幸運に恵まれたようにしか感じられない楽観的なトーンは拍子抜けでした。
以下、WOWOWオンラインから転載。
<作品データ>
原題:Bridge of Spies
製作年:2015年
製作国:アメリカ
内容時間:142分<スタッフ>
監督:スティーヴン=スピルバーグ
製作:スティーヴン=スピルバーグ、マーク=プラット、クリスティ=マコスコ=クリーガー
脚本:マット=チャーマン、イーサン=コーエン、ジョエル=コーエン
撮影:ヤヌス=カミンスキー
音楽:トーマス=ニューマン<キャスト>
ジェームズ=ドノヴァン:トム=ハンクス
ルドルフ=アベル:マーク=ライランス
メアリー=ドノヴァン:エイミー=ライアン
トーマス=ワッターズ:アラン=アルダ
ホフマン:スコット=シェパード<番組紹介/解説>
監督S・スピルバーグ、主演T・ハンクス、共同脚本にコーエン兄弟と、一流の実力派映画人たちが結集し、東西冷戦のさなかに起きた奇跡の歴史秘話を映画化した秀作ドラマ。東西冷戦のさなか、ソ連のスパイとして逮捕された男と、世間の非難を浴びつつも、裁判の中立公正さを守るべく勇気をもって彼の弁護を引き受けた民間のアメリカ人弁護士。一触即発の極限状況下、世界の平和の橋渡しのため、懸命に奔走する弁護士の主人公を、「プライベート・ライアン」などでスピルバーグ監督と名コンビを組んできたハンクスがみごとに好演。また、孤独なスパイ役にはイギリスの実力演技派M・ライランスが抜擢されて会心の演技を披露し、第88回アカデミー助演男優賞ほか、数々の演技賞に輝いた。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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