映画『グレース・ケリー 公妃の生涯』(お薦め度★★)
ハリウッドスター女優だけに映像資料は豊富です。
しかし、編集が平板で人物像を掘り下げる内容はありません。
綺麗な女優が玉の輿に乗ったというだけの表面的な歩みしか理解できません。
数多くのインタビューアーが登場しますが、本人を礼賛するだけです。
モナコの公妃になってどんな影響があり、どんな活躍をしたか、自動車事故死の真相は何だったのかといった興味ある話題は深堀されていません。
手っ取り早く、彼女のプロフィールをなぞるには適当なドキュメンタリー映画です。
以下、WOWOWオンラインから転載。
<作品データ>
原題:Grace Kelly: The American Princess
製作年:1987年
製作国:アメリカ
内容時間:59分<スタッフ>
監督・脚本:ジーン=フェルドマン、シュゼット=ウィンター<出演>
グレース=ケリー
ジェームズ=スチュワート
リタ=ガム
ルイ=ジュールダン
スタンリー=クレイマー<番組紹介/解説>
クールな美貌とエレガントな気品で世界中の人々を魅了し、ハリウッドの人気女優からモナコの公妃となった現代のシンデレラ、G・ケリーの生涯をたどるドキュメンタリー。アルフレッド・ヒッチコック監督の名作「裏窓」や「泥棒成金」などで、その“クール・ビューティー”ぶりを存分に発揮してハリウッドのトップスターとなり、1956年、人気絶頂のさなか、モナコ大公レーニエ3世と結婚して本物のプリンセスとなったケリー。まさに現代のシンデレラ・ストーリーを地で行く華麗な人生を歩んだ彼女の生涯を、幼少期からの貴重な写真や出演映画の抜粋映像、また、「裏窓」で共演した名優J・スチュワートや、彼女をよく知る家族や親友など、さまざまな関係者の証言を交えてたどり直す。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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