映画『パトリック 戦慄病棟』(お薦め度★)
いろいろな要素を組み込んでいるものの、相乗効果が無く自爆しています。
それなりに怖いシーンがいくつかあるのですが、ガッカリなホラーでした。
一世紀前の病棟や建物でデザインしているのに、iPhoneやMacBookが登場したり、登場する車が現代車で時代考証が欠落しています。世界観となるグランドデザインが甘過ぎです。
意味不明で不要とも思えるシーンが挿入されたり、重要である脚本は退屈で、真相が明かされても白けてしまう内容でした。
ヒロインは美人でなく、全体的にかなりの駄作です。
以下、WOWOWオンラインから転載。
<作品データ>
原題:PATRICK
製作年:2013年
製作国:オーストラリア
内容時間:96分<スタッフ>
監督:マーク=ハートリー
製作:アントニー=I=ギネイン
脚本:ジャスティン=キング
撮影:ゲーリー=リチャーズ
音楽:ピノ=ドナッジオ<キャスト>
キャシー:シャーニ=ヴィンソン
パトリック:ジャクソン=ギャラハー
ロジェット医師:チャールズ=ダンス
マトロン:レイチェル=グリフィス
ウィリアムズ:ペータ=サージェント
ブライアン:マーティン=クルーズ<番組紹介/解説>
1978年に製作されたカルトホラーをリメイク。精神病棟に赴任した看護師が、目を見開いたまま昏睡する奇妙な患者パトリックと出会い、やがて彼の秘密に気付いていく。アヴォリアッツ映画祭グランプリ、シッチェス映画祭監督賞など、数々の栄誉に輝いた伝説的なカルトホラー「パトリック」。ドキュメンタリー「マッド・ムービーズ ~オーストラリア映画大暴走~」の中で同作を取り上げたM・ハートリー監督が、今度は自らリメイクに乗り出した戦慄作。オリジナル版同様、カッと目を見開いたまま昏睡する青年パトリックの不気味な姿が不安感を増大させる。彼の秘密を知り、やがて立ち向かっていくヒロイン役を、「サプライズ」「パニック・マーケット」のS・ヴィンソンが好演。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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