映画『レイジング・ドッグス』(お薦め度★★)
後味の悪さはとびっきりでした。
衝撃の結末から遡ると辻褄があいません。
演出は並み以上なので前半は見所満載ですが、終盤の不可解な場所に迷い込む展開は徐々に駄作への道へ下っていきます。
どう転んでも納得できない人物像が描かれており、観終わった後、苦々しさで一杯になります。
以下、WOWOWオンラインから転載。
<作品データ>
原題:Enrag〓s
製作年:2015年
製作国:フランス・カナダ
内容時間:94分<スタッフ>
監督:エリク=アネゾ
脚本:エリク=アネゾほか
撮影:カマル=ダーカウイ
音楽:ローラン=エイケム<キャスト>
サブリ:ギヨーム=グイ
旅行客の女性:ヴィルジニー=ルドワイヤン
少女の父親:ランベール=ウィルソン
マニュ:フランク=ガスタンビド
ヴァンサン:フランソワ=アルノー<番組紹介/解説>
銀行強盗の3人は、幼い娘に腎臓移植手術を受けさせたい父親や旅行者の女性を人質に取って郊外に逃亡するが……。終盤に予期できない急展開が待ち受ける、犯罪アクション。“Rabid Dogs”という英語題が“狂犬病にかかった犬たち”を意味する本作だが、1974年のイタリア映画“Rabid Dogs(英語題)”のリメイクながら、恐らくはクエンティン・タランティーノ監督の「レザボア・ドッグス」に影響を受けたはずで、ある強盗事件が意外な方向に発展していくのをハードに描写。スタイリッシュな演出でカーチェイスや銃撃戦を畳み掛けつつ、最も驚かされるのは終盤で明かされる、ある意外な事実。予測できないドンデン返しをお楽しみに。WOWOWの放送が日本初公開。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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