映画『歓びの毒牙』(お薦め度★★★)
古い作品でツッコミどころ満載ですが、サスペンスとして優れており楽しめました。
主人公である第一発見者が警察に疑われて、しかも積極的に事件に顔を首を突っ込む不自然さがあります。話の繋がりも理解しにくいところがあり、脚本に難があります。
しかし、主人公が感じる事件の不可解さで物語を引っ張り、ラストのどんでん返しにびっくりさせられます。
ダリオ=アルジェント監督の名前は全く知りませんでしたが、それなりの実績を残した方だと感じました。
以下、WOWOWオンラインから転載。
<作品データ>
原題:L'uccello dalle piume di cristallo (The Bird with The Crystal Plumage)
製作年:1970年
製作国:イタリア・西ドイツ
内容時間:97分<スタッフ>
監督・脚本:ダリオ=アルジェント
製作:サルヴァトーレ=アルジェント
撮影:ヴィットリオ=ストラーロ
音楽:エンニオ=モリコーネ<キャスト>
サム=ダルマス:トニー=ムサンテ
モニカ:エヴァ=レンツィ
ジュリア:スージー=ケンドール
モロシーニ警部:エンリコ=マリア=サレルノ
ベルト:マリオ=アドルフ<番組紹介/解説>
ブロンドの美女ばかりを狙った連続猟奇殺人事件が発生。果たして犯人の正体は?イタリアンホラーの帝王、D・アルジェントが鮮烈な監督デビューを飾った記念すべき一作。映画製作者の息子として生まれ、子どものころから映画漬けの毎日を送っていたアルジェントが、父サルヴァトーレのプロデュースの下、本作で鮮烈に監督デビュー。撮影V・ストラーロ、音楽E・モリコーネと、当時新進気鋭の一流スタッフも集結。殺人者の視線と一体化したカメラが美女たちに次々と襲い掛かる、斬新かつ華麗な映像スタイルは大いに評判を呼んで、世界的なヒットを記録し、本国イタリアでは、“ジャッロ”と呼ばれる猟奇サスペンス映画ブームの火付け役ともなった。主演は「ある戦慄」のT・ムサンテ。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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