息子の陥入爪が治らず、足が変形する事態になっていた
2015年5月から通院を開始して、息子の足親指の陥入爪治療は3年目に突入です。
3番目の皮膚科は昨年3月から受診していました。患部が断続的にジュクジュクに腫れるため、毎週通院していました。しかし、左右どちらかの足の親指が交互に悪化する症状を繰り返して一向に治りません。昨年末に学校の担任から上履きを履くように指導され、スリッパから履き替えた途端に悪化です。さらにジュクジュクになって2017年を迎えました。
流石にこの皮膚科も無理です。諦めました。さらにググリます。足の爪の専門医療を調べたところ、東京医科歯科大学付属病院 皮膚科 フットケア外来がヒットしました。4番目が最後の砦です。息子を先週末連れて行きました。事前電話予約して前の皮膚科に紹介状を書いてもらい手続きしました。
平日(金曜日)なのに非常に混雑しています。2時予約で実際に診察は3時頃になりました。直ぐに患部の伸びた爪をカットしてくれ、かさぶたをピンセットで剥がしてくれました。ここまでは予想通りでしたが、さらなる医師のコメントに愕然としました。何と足が変形しているとのことです。右足の親指が人差し指に重なるように曲がっていると指摘されました。何たること!!前の病院では毎週受診していたのに、足の変形については何も言われたことがありませんでした。患部の状態が悪いので直ぐに処置をしたほうが良いとのことで、一旦診察を終えて、オペを待つことにしました。さらに2時間待って5時から手術です。
右足親指の2箇所に麻酔をします。麻酔注射をしている際に絶対に動いてはいけないと医師から厳命されて、診察台に横たわった息子は相当痛そうで、俺の手を握ってきました。その後直ぐに電気メスで腫れてジュクジュクした肉芽腫を削除して、続いて右親指の爪が皮膚を刺さないように爪と皮膚の間にチューブを入れてアロンアルファで固めてくれました。
処置時間は約30分間でした。術後息子はかなり痛がり、処方箋で薬局に出してもらった痛み止めを直ぐに飲ませて帰路につきました。自宅に戻ったのが19時で半日を費やしてしまいました。心配していた痛みは痛み止めが効きさほどでもなく、また処置が十分だったようでその後痛み止めを飲むことはありませんでした。
これまで、クロックスやサンダル、スリッパなど足の親指に負担をかけないと思って大きめのものを履かせていたのですが、フットケア外来の医師によると足の変形を促すことになっていたとのことです。
そのため、次回には履いている靴を確認して、インソールやパッドで足を適正な環境にしてもらいます。
とりあえず、足が広がらないように「ソックケア」(税込1080円)という足のアーチを維持する矯正サポーターを教えていただき、病院の売店で購入しました。靴下の上から足の甲に巻いてサンダルを履かせます。
さらに、患部がジュクジュクするのは“むくみ”によるものなので、このケアに「エプソム ソルト」が良いと紹介されました。ソルトとありますが、塩ではなく「硫酸マグネシウム 」で無色透明の結晶で入浴剤に使われるものだそうです。amazonで「Seacrystals エプソムソルト 2.2kg (浴用化粧品)」 (税込1296円)を購入しました。水に対して0.1%の濃度なので、たらいに10ℓお湯をいれ小さじ4(10g)で足湯を作り、10分間両足をつけさせました。
フットケア外来を受診してわずか金・土・日の3日間ですが、かなり調子が良さそうです。ようやく治癒の兆しが出てきました!
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