映画『男はつらいよ 寅次郎恋愛塾』(お薦め度★★★)
寅さんが恋愛指南をする立場になってしまって、楽しめません。
とうとう恋愛当事者からの戦力外通告といったところでしょうか。
寅さんにとって現役引退に近いエピソードのため、タコ社長の娘あけみ(美保純)が寅さんと軽く戯れる場面があ、平田満が肩代わりして大いに恋愛ベタを演じるものの盛り上がりに欠けました。
前作(第34作)あたりから、寅さんらしさが減退しつつあります。もうこの頃から映画館で鑑賞していた記憶がありません。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:1985
制作国:日本<スタッフ>
監督:山田洋次
脚本:山田洋次、朝間義隆
撮影:高羽哲夫
音楽:山本直純<キャスト>
車寅次郎:渥美清
さくら:倍賞千恵子
若菜:樋口可南子
民夫:平田満
若菜の祖母:初井言榮
おいちゃん(車竜造):下條正巳
おばちゃん(車つね):三崎千恵子<番組紹介/解説>
渥美清主演「男はつらいよ」シリーズ第35作。寅次郎は長崎で最期をみとった女性の孫娘に好意を抱くが、もうひとりの男性も彼女に好意を……。マドンナ女優は樋口可南子。五島列島を旅するテキ屋の寅次郎は、道で転んだ老女を助けたお礼に、家に泊まらせてもらうが、老女はその晩、急死してしまう。クリスチャンだった老女の葬儀が教会で行なわれるが、そこに来た老女のたったひとりの孫娘、若菜に寅次郎は一目惚れ。東京の“とらや”に戻った寅次郎は、若菜のアパートを訪ねるが、別室に住む司法試験浪人の青年・民夫は若菜に片思いしていた。寅次郎は民夫が若菜とデートできるよう手助けをする。
<鑑賞チャネル>
dTV(2月4日まで無料です。)
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