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2017.04.02

映画『64−ロクヨン−後編』(お薦め度★★★★)

前編と違って、事件解明に動くダイナミックな展開が圧巻でした。
静の前編、動の後編というコントラストが見事です。

主人公役の佐藤浩市がみせる潔い「刑事魂」に納得です。

男優陣を使い切った監督に手腕に脱帽です。

被害者が加害者を追い詰める説明不足でありながら期待通りのエンディングは、「ザ・邦画」と言わしめる熱さを感じさせました。

ただし、伝家の宝刀的な切れ味は感動や余韻まで切り捨てた印象です。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2016
制作国:日本
内容時間:119分

<スタッフ>
監督:瀬々敬久
脚本:瀬々敬久、久松真一
撮影:斉藤幸一
音楽:村松崇継

<キャスト>
三上義信:佐藤浩市
諏訪:綾野剛
美雲:榮倉奈々
三上美那子:夏川結衣
日吉浩一郎:窪田正孝
手嶋:坂口健太郎
秋川:瑛太
雨宮芳男:永瀬正敏
松岡勝俊:三浦友和
目崎正人:緒形直人

<番組紹介/解説>
たった7日間しかなかった昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件“ロクヨン”がよみがえる。人気作家、横山秀夫の小説を豪華キャスト共演で2部作として映画化したその後編。

昭和64年に起きた少女誘拐殺害事件は捜査に当たった県警内部で“ロクヨン”と呼ばれるが、14年後、時効が近づく“ロクヨン”を模倣した事件が発生し、17歳の少女を誘拐した犯人は身代金2000万円を要求してくる。刑事として“ロクヨン”を担当した県警広報官の三上は、記者クラブと実名報道のための情報提供を約束したばかりだが、刑事部から事件の被害者の名前を明かされず、記者クラブの激しい追及を受けるはめに……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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