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2017.08.30

映画『ハドソン川の奇跡』(お薦め度★★★★)

単純なヒーローの話ではありません。社会派ヒューマンドラマです。事故当時の報道では、奇跡の不時着で機長が大絶賛されたので、それを語る美談の物語とばかり予想していたのですが、事故調査委員会から汚名を着せられそうになっていたとは驚きです。まさにサスペンスでした。
 
報道の陰で、事故後の機長がギリギリまで追い詰められて行く不条理さは、アメリカの公平と正義を守ろうとする制度の深さを非常に意識させる内容です。
 
また、旅客機がハドソン川不時着後に直ぐに救助の船が複数も集まってくるアメリカの防災力の社会インフラにも圧倒されました。
 
ドキュメンタリータッチで、淡々と進行し審査会での応酬は緊張感は半端ありませんでした。クリント=イーストウッド監督の手腕が如何なく発揮された作品です。
 
以下、WOWOWオンラインから引用。


 
<作品データ>
原題:Sully
制作年:2016
制作国:アメリカ
内容時間(字幕版):96分
 
<スタッフ>
監督:クリント=イーストウッド
製作:フランク=マーシャル、アリン=スチュワート、クリント=イーストウッドほか
脚本:トッド=コマーニキ
撮影:トム=スターン
音楽:クリスチャン=ジェイコブ、ティアニー=サットン=バンド
 
<キャスト>
チェスリー=“サリー”=サレンバーガー:トム=ハンクス
ジェフ=スカイルズ:アーロン=エッカート
ローリー=サレンバーガー:ローラ=リニー
エリザベス=デーヴィス:アンナ=ガン
ベン=エドワーズ:ジェームズ=シェリダン
 
<番組紹介/解説>
2009年、NYで起きた奇跡の旅客機生還劇と、その舞台裏の知られざる実際の出来事を、巨匠C・イーストウッド監督×主演T・ハンクスが息詰まるタッチで綴った感動編。
 
2009年1月15日。乗客乗員155人を乗せてNYの空港から飛び立ったばかりの旅客機が、不測の緊急事態で操縦不能に陥るという絶体絶命のピンチが発生。ベテラン機長のサリーは、瞬時の判断により、眼下を流れるハドソン川へ機体を不時着させることを決意。機体の緊急着水にみごと成功して全員無事生還を果たす奇跡を実現させ、彼は英雄とたたえられるが、その後、彼の判断が本当に正しかったのか、疑問視する声が上がり…。
 
<鑑賞チャネル>  
WOWOW

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