映画『ラスト ナイツ』(お薦め度★★★)
日本人監督が、世界的にトップクラスの俳優たちを起用して、世界マーケットに進出するとは驚きです。
しかし、紀里谷和明監督の野心とは裏腹に出来は普通レベルでした。脚本並びに演出で抜きん出ているものはありません。戦闘シーンもそれほど迫力や切羽詰まった感がありません。物語は「忠臣蔵」がモチーフなので、日本人であればあり得ない展開にも大目に見れますが、日本人以外には通用しない内容でした。
残念ながらハリウッド初進出したものの、次は無いと思います。
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以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Last Knights
制作年:2015
制作国:イギリス、韓国
内容時間:115分<スタッフ>
監督:紀里谷和明
製作:ルーシー=キム、紀里谷和明
脚本:マイケル=コニーヴェス、ダヴ=サッスマン
撮影:アントニオ=リエストラ
音楽:マーティン=ティルマン、サットナム=ラムゴートラ、ニコラス=ナイトハルト<キャスト>
ライデン:クライヴ=オーウェン
バルトーク卿:モーガン=フリーマン
イトー:伊原剛志
コルテス:クリフ=カーティス
ゲザ=モット:アクセル=ヘニー
アウグスト:アン=ソンギ<番組紹介/解説>
紀里谷和明監督が、C・オーウェンやM・フリーマンなどの豪華キャストを迎えて世界進出。「忠臣蔵」をモチーフに、無念の死を遂げた主君のため戦う男たちの復讐劇を描く。清廉なバルトーク卿は権力欲に取りつかれた大臣への賄賂を断わり、刀を向けたために反逆罪に問われてしまう。卿は残忍な方法での死罪を宣告され、愛弟子にして後継者でもある騎士ライデンが斬首する役目を負わされた。無理だとあらがうライデンに、卿は騎士のおきてを全うして一族を守るよう諭し、ライデンは震える手で師の首を切り落とす。1年後、仇討ちを誓うライデンは宿敵の目を欺くため酒浸りの日々を送っていたが……。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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