映画『ダゲレオタイプの女』(お薦め度★★)
面白くありません。
奇妙な展開になるきっかけが、唐突でその対処の仕方が現実的でないので戸惑いました。
その重要なエピソードにリアリティを感じられないので、後半の浮世離れした内容に違和感ばかりで、最後までしっくりしませんでした。
ダークファンタジーというほど洗練されていないので、捉えどころのない中途半端さが目立ちます。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Le secret de la chambre noire
制作年:2016
制作国:フランス・ベルギー・日本
内容時間:132分<スタッフ>
監督・脚本:黒沢清
撮影:アレクシ=カヴィルシーヌ
音楽:グレゴワール=エッツェル<キャスト>
ジャン=マラシス:タハール=ラヒム
マリー=エグレー:コンスタンス=ルソー
ステファン=エグレー:オリヴィエ=グルメ
ヴァンサン:マチュー=アマルリック
トマ:マリック=ジディ<イントロダクション>
国際的な舞台で幅広く活躍する黒沢清監督が、日本・フランス・ベルギーの合作、オール・フランスロケを敢行し、全編フランス語で撮り上げた、優美で切ない幻想怪奇映画。近年は新作が相次いで海外の映画祭に出品されて高い評価と支持を得、日本のみならず世界中に多くのファンを持つ黒沢清監督が、本作ではオール・フランスロケを敢行。オール外国人キャスト、そして全編フランス語による会話と、自らをあえてアウェイの場に置きながら、端正なゴシックホラーと切ないラブロマンスが絶妙に融合した、同監督ならではの様式美に満ちた戦慄的傑作をみごとに生み出した。「消えた声が、その名を呼ぶ」のT・ラヒム、「女っ気なし」のC・ルソーらによる息詰まる競演は最後まで目が離せない。
<放送内容>
国際的な舞台で幅広く活躍する黒沢清監督が、日本・フランス・ベルギーの合作、オール・フランスロケを敢行し、全編フランス語で撮り上げた、優美で切ない幻想怪奇映画。
パリ郊外の古めかしい屋敷にスタジオを構え、世界最古の写真撮影技法であるダゲレオタイプでの撮影にこだわりながら商売を続けている中年写真家のステファン。ダゲレオタイプでの写真撮影には長時間の露光が必要なため、被写体となるモデルは、特殊な器具に身体を固定・拘束され、苦痛を伴う。ステファンの新たな撮影助手に採用されたジャンは、父親のためにモデルを務める娘マリーの美しさに魅せられ、彼女と恋に落ちるが…。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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