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2017.09.05

映画『太陽』(お薦め度★★)

SF作品とはいうものの、未来感は皆無です。しかもお金がかかっていません。まるで演劇のようだと思っていたら、前川知大主宰の劇団イキウメが2011年に上演した舞台を映画化したものでした。

面白くありません。普遍性もありません。神木隆之介と門脇麦の若手実力派俳優を起用していながら、狭い世界観しか描けていない脚本ではお手上げです。

そもそも映画化できるだけの中身はありません。物語の起点となる主人公の叔父の浅はかな考えと行動は、低レベル過ぎて救いようがありません。物語の展開に何の意味合いなく、ただ薄っぺらいだけのエピソードでがっかりです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2015
制作国:日本
内容時間:130分

<スタッフ>
監督:入江悠
脚本:入江悠、前川知大
撮影:近藤龍人
音楽:林祐介

<キャスト>
奥寺鉄彦:神木隆之介
生田結:門脇麦
森繁富士太:古川雄輝
奥寺克哉:村上淳
曽我玲子:森口瑤子
曽我征治:鶴見辰吾
生田草一:古舘寛治

<放送内容>
神木隆之介と門脇麦が共演した近未来SF青春ドラマ。進化した人類として生きるか、旧人類として生きるか? 選択を迫られた若者たちの葛藤と青春群像が展開する。

謎のウイルスの蔓延で人口が激減、生き残った人類が太陽の下では生きられない新人類“ノクス”と、太陽は平気だがノクスに管理される旧人類“キュリオ”に分けられた世界。キュリオの青年・鉄彦は貧しい生活の中で鬱屈した日々を送っていた。一方彼の幼なじみである結は、母が自分と父を捨ててノクスに転換したことからノクスへの憎しみを募らせていた。そんな中、彼らの暮らす村で、ノクスへの転換手術の募集が始まって……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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