映画『Seventh Code セブンス・コード』(お薦め度★★)
前田敦子のミュージックビデオなのに、かなりホラーなバイオレンスです。
何も知らず映画として観たのですが、中途半端に物足りないです。ところが観終わってミュージックビデオでスタートしたことを知り、ミュージックビデオなら「有り」かもと思わせる怪作です。
ミュージックビデオとして観ていたら相当のインパクトを受けていたはずです。ただし、尺が長いので、繰り返し観るミュージックビデオにはなりません。
映画にもミュージックビデオにも当てはまらない作りは「帯に短し襷に長し」で、迷走的な作品です。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2014
制作国:日本
内容時間:61分<キャスト>
秋子:前田敦子
松永:鈴木亮平
シャオイェン:アイシー
斉藤:山本浩司<スタッフ>
監督・脚本:黒沢清
企画:秋元康
撮影:木村信也
音楽:林祐介<イントロダクション>
現代日本映画界きっての鬼才、「ダゲレオタイプの女」の黒沢清監督と、人気女優・歌手の前田敦子が初タッグを組み、オール・ロシアロケで撮られた異色のサスペンスドラマ。
もともと本作は、前田敦子の4枚目のシングル「セブンスコード」のミュージックビデオ(MV)として企画がスタート。けれども、前田敦子扮するヒロインの謎めいた人物設定やサスペンス仕立ての物語が膨らんで、作品時間は60分を超え、従来のMVの概念を大きくはみ出す異色の中編がここに誕生。第8回ローマ国際映画祭に出品されて監督賞と技術貢献賞にも輝いた。後半になって前田敦子が見せる意外な変貌ぶりは、ぜひ見てのお楽しみ。相手役の鈴木亮平は、その後TVドラマ「銭形警部」でも彼女と共演することに。<放送内容>
現代日本映画界きっての鬼才、「ダゲレオタイプの女」の黒沢清監督と、人気女優・歌手の前田敦子が初タッグを組み、オール・ロシアロケで撮られた異色のサスペンスドラマ。
大きな旅行用トランクを重たそうに引きずりながら、ロシア極東の都市ウラジオストクにやって来た秋子。ある日本人男性の姿を見かけた彼女は、「松永さん、あなたを追って日本からやって来ました」と呼びかけ、かつて東京で一度会って彼と夕食をともにした経緯を説明する。それを聞いてようやく彼女のことを思い出した松永だったが、すぐに彼女を置いてどこかへ消えてしまう。秋子は、それでもなお、松永の後を執拗に追い続け…。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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