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2017.10.31

映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(お薦め度★★)

不思議なタイトルに興味を惹かれ、予告編でウルッとさせられたので、映画館に行こうかと考えた作品です。
 
福士蒼汰と小松菜奈のカップルは良くマッチしています。恋愛エピソードも悪くありません。しかし、設定がダメです。時系列が整理できず、絶えず考えてしまい物語どころでは無くなりました。
 
SFのパラレルワールドとしては、理解できない設定です。このアイデアでラブストーリーに仕上げるのは、無理筋です。
 
長期レンジで認知症というのであれば、例えば『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のように作品として成り立つのですが、短期間という制限で、時間の進行に対して記憶が退行または欠落していくのは全く理解できません。記憶の扱いが雑過ぎです。
 
期待作だと思ったのですが、残念です。
 
以下、WOWOWオンラインから引用。


<作品データ>
制作年:2016
制作国:日本
内容時間:111分
 
<スタッフ>
監督:三木孝浩
脚本:吉田智子
撮影:山田康介
音楽:松谷卓
 
<キャスト>
南山高寿:福士蒼汰
福寿愛美:小松菜奈
上山正一:東出昌大
林:山田裕貴
福寿愛美:清原果耶
南山たかもり:大鷹明良
南山えいこ:宮崎美子
 
<イントロダクション>
若手2大人気俳優、福士蒼汰と小松菜奈が初共演したファンタスティックラブストーリー。美大生が一目惚れしたのはミステリアスで美しい女性。だが彼女には秘密が……?
 
七月隆文の大ヒット小説を、「アオハライド」の吉田智子脚本&三木孝浩監督というコンビが映画化。前半は福士演じる高寿と小松演じる愛美の初々しい恋愛が描かれ、初めてのことがあるたびに愛美が涙を流すという描写が繰り返し出てくる。だが、タイトルである「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」が出た瞬間から雰囲気がまったく違ってくる。昨今流行の恋愛映画とはひと味違い、ひねりの効いた思わぬ展開にビックリさせられるはずだ。これまでの作品と異なった演技を見せる福士と小松のすがすがしさも魅力の一つ。

<放送内容>
若手2大人気俳優、福士蒼汰と小松菜奈が初共演したファンタスティックラブストーリー。美大生が一目惚れしたのはミステリアスで美しい女性。だが彼女には秘密が……?
 
京都の美大に通う高寿は、いつも通りに大学へ向かう電車の中で愛美と出会い、ひと目見た瞬間、恋に落ちる。勇気を振り絞って声を掛け、また会う約束を取り付けようとした高寿だったが、それを聞いた彼女は突然涙してしまう。愛美のこの時の涙の理由を知る由もない高寿だが、不器用な自分を受け入れてくれた彼女にますます惹かれていく。そして初めてのデートで告白した高寿は、OKをくれた彼女との交際をスタートさせるが……。
 
<鑑賞チャネル>
WOWOW

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