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2017.11.14

映画『ブレードランナー ファイナル・カット』(お薦め度★★★★)

2017年10月27日公開の『ブレードランナー 2049』に合わせて、WOWOWがその週末に復習のために放送してくれたのを観ました。評価が割れている35年ぶりの続編を観るべきか確かめようと考えました。
 
1982年公開時に映画館で鑑賞しています。SF作品としてお気に入りなので、その後の「〜完全版」「〜ディレクターズカット:最終版」の別編集版も観ているはずですが、毎度オリジナルとの差を検証できない駄目ファンです。
 
今観ても全く遜色がありません。何と言っても厭世的でカオスな都会の空間の描き方は秀逸です。ストーリーよりもその先を見い出せない近未来の風景に大きな価値があるのだと思います。物語自体は余韻を残さずしっかりとハッピーエンド的に完結しているので、その続きを観たいという気はまたも起きませんでした。
ということで、続編『ブレードランナー 2049』を劇場公開中に観に行くことはなさそうです。
 
以下、WOWOWオンラインから引用。


<作品データ>
原題:Blade Runner: The Final Cut
制作年:2007
制作国:アメリカ
内容時間:118分

<スタッフ>
監督:リドリー=スコット
製作:マイケル=ディーリー、チャールズ=デ=ラウジリカ
脚本:ハンプトン=ファンチャー、デヴィッド=ウェッブ=ピープルズ
撮影:ジョーダン=クローネンウェス
音楽:ヴァンゲリス
 
<キャスト>
リック=デッカード:ハリソン=フォード
ロイ=バティ:ルトガー=ハウアー
レイチェル:ショーン=ヤング
ガフ:エドワード=ジェームズ=オルモス
ブライアント:M=エメット=ウォルシュ
プリス:ダリル=ハンナ
J=F=セバスチャン:ウィリアム=サンダーソン
レオン=コワルスキー:ブライオン=ジェームズ

<イントロダクション>
ダークな近未来をリアルに描いたSF映画の金字塔「ブレードランナー」の公開25周年を記念した再編集版。R・スコット監督自ら再編集し、追加撮影した新場面も加わった。

P・K・ディックのSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を下敷きに、脱走した人造人間=レプリカントを追う特捜刑事=ブレードランナーの活躍を描いた近未来SFの名作「ブレードランナー」。1982年の初公開以降、「〜完全版」「〜ディレクターズカット:最終版」といった別編集版が作られたが、本作は公開25周年を記念し、スコット監督が自ら再編集と追加撮影を行なった、まさにファイナル・カット版。CG時代の現在も色あせない特撮場面などが、デジタル処理によってより鮮明さが向上している。
 
<放送内容>
ダークな近未来をリアルに描いたSF映画の金字塔「ブレードランナー」の公開25周年を記念した再編集版。R・スコット監督自ら再編集し、追加撮影した新場面も加わった。

2019年、酸性雨が降りしきり、昼なお暗いロサンゼルス。逃亡した人造人間=レプリカントを処分する特捜刑事=ブレードランナーのデッカードは、殺人を犯して逃亡する4体のレプリカントを追う任務に就く。ネクサス6という最新型である彼らは、一見しただけでは普通の人間と区別がつかない。デッカードはネクサス6型を製造するタイレル社へ行き、社長秘書レイチェルに対して警察のレプリカント識別テストを試してみるが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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