映画『レスラー』(お薦め度★★★)
ミッキー=ロークの熱演に尽きます。
本物のプロレスラーのようで、その成り切り度はお見事としか言いようがありません。
太く短くの生き方を選択せざるを得ない状況に自ら追い込んでしまうレスラー魂は、やるせなさとともに、誇らしさや憧れに似た感情も抱かせます。
大いなる余韻を残すラストシーンは秀逸でした。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:The Wrestler
制作年:2008
制作国:アメリカ
内容時間:110分<受賞歴>
第65回(2008)ヴェネチア国際映画祭金獅子賞<スタッフ>
監督:ダーレン=アロノフスキー
製作:ダーレン=アロノフスキー、スコット=フランクリン
脚本:ロバート=シーゲル
撮影:マリス=アルベルティ
音楽:クリント=マンセル<楽曲情報>
ブルース・スプリングスティーン:ザ・レスラー<キャスト>
ランディ=ロビンソン:ミッキー=ローク
キャシディ:マリサ=トメイ
ステファニー(ランディの娘):エヴァン=レイチェル=ウッド
ボブ(ジ=アヤトラー):アーネスト=ミラー
レニー:マーク=マーゴリス
レスラーのひとり:ネクロ=ブッチャー<イントロダクション>
中年プロレスラーの悲哀を、M・ロークが体当たりで熱演してアカデミー主演男優賞にノミネート。主人公の苦闘がローク自身のカムバックに重なり、男泣きを誘う人間ドラマ!
老い始めた体にムチを打ち、俺にはこれしかないとプロレスラーを続ける主人公ランディ。彼に扮したロークもまた、1980年代に「ナインハーフ」などで活躍した後、映画界の中心から遠ざかり、生活の糧にさえ困った時期も。そんなロークは持てるすべてをぶつけ、もうひとりの自分というべき主人公を体当たりで大熱演。受賞こそ逃したがアカデミー賞で主演男優賞にノミネートされるなど、一線に返り咲いた。出世作「レクイエム・フォー・ドリーム」の後は不調だったD・アロノフスキー監督にとっても復帰作になった。<放送内容>
中年プロレスラーの悲哀を、M・ロークが体当たりで熱演してアカデミー主演男優賞にノミネート。主人公の苦闘がローク自身のカムバックに重なり、男泣きを誘う人間ドラマ!
1980年代に人気を誇ったプロレスラー、ランディだが、今は体の老いをステロイド注射でしのぎ、小さな地方興行に出場する毎日。トレーラーハウスにひとりで住み、生活費はスーパーのバイトで稼ぐ、しがない毎日のランディだが、孤独を癒そうと中年ストリッパーのキャシディや長らく疎遠だった娘ステファニーとの交流を望む。ある日ステロイドの副作用で心臓発作を起こしたランディは、レスラー稼業からの引退を決心するが……。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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