映画『月に囚われた男』(お薦め度★★★★★)
傑作です。
人間とは何かを深く考えさせるSF映画です。邦題は内容を的確に表現しており、原題以上だと思います。
9年前の作品ですが、極めて優れたAIが登場しています。『2001年宇宙の旅』のハルとは対極の存在で、人工知能としての理想像が描かれています。
ダンカン=ジョーンズ監督作は『ミッション:8ミニッツ』に続いて2作目ですが、素晴らしい才能の持ち主です。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Moon
制作年:2009
制作国:イギリス
内容時間:98分<スタッフ>
監督・原案:ダンカン=ジョーンズ
製作:スチュアート=フェネガン、トルーディ=スタイラー
脚本:ネイサン=パーカー
撮影:ゲーリー=ショウ
音楽:クリント=マンセル<キャスト>
サム=ベル:サム=ロックウェル
テス=ベル:ドミニク=マケリゴット
イヴ:カヤ=スコデラーリオ
トンプソン:ベネディクト=ウォン
ガーティの声:ケヴィン=スペイシー<イントロダクション>
デヴィッド・ボウイの息子D・ジョーンズが本作で映画監督デビューし、近未来の月を舞台に、ひねりの利いた着想とスリリングな演出で確かな才能と実力を披露した要注目作。ジョーンズ監督は続くSFサスペンス「ミッション:8ミニッツ」も大成功。父親ボウイがあの名曲「スペース・オディティ」を生み出したように、息子ジョーンズの映画監督デビュー作たる本作の発想の源も、やはりSF映画の金字塔「2001年宇宙の旅」。そこに他の新しい秀逸なアイデアも巧みにブレンドさせて、低予算ながら見応えのある秀作に仕上がった。主役で絶妙な演技を披露したのは「コンフェッション(2002)」のS・ロックウェル。人工知能ガーティ役の声を大物男優K・スペイシーが演じた。
<放送内容>
デヴィッド・ボウイの息子D・ジョーンズが本作で映画監督デビューし、近未来の月を舞台に、ひねりの利いた着想とスリリングな演出で確かな才能と実力を披露した要注目作。近未来。地球に不可欠なエネルギー資源を採掘する作業に従事するため、愛する妻テスを地球に残し、人工知能を搭載したロボット、ガーティを唯一の話し相手として月面基地でひとり孤独に働く宇宙飛行士のサム・ベル。3年間の任務もいよいよ残りわずかとなって地球への帰還が近づいたある日、サムは作業中に予期せぬ事故に遭って昏倒。やがて治療室で目を覚ました彼は、不思議なことに基地内にもうひとりの自分がいることに気付く。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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