映画『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』(お薦め度★★★★)
お正月なので2018年最初の映画鑑賞&レビューは寅さんです。
30年前の作品ですが、良いですね!
マドンナが女医という超インテリな人との出会いと別れが、大げさな色恋にならず、さり気なく描かれています。
早稲田大学でマドンナの姪と遭遇するプロセスはかなり強引でしたが、探すのを手伝ってくれる超お人好しの学生をうまく物語に挿入する粋な脚本です。
寅さんと短歌は直接は結びつかないものの、当時の流行を上手に組み込んだセンスの良さは流石です。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:1988
制作国:日本
内容時間:100分<スタッフ>
監督:山田洋次
脚本:山田洋次、朝間義隆
撮影:高羽哲夫
音楽:山本直純<キャスト>
車寅次郎:渥美清
さくら:倍賞千恵子
原田真知子:三田佳子
原田由紀:三田寛子
茂:尾美としのり
おいちゃん(車竜造):下條正巳
おばちゃん(車つね):三崎千恵子<イントロダクション>
渥美清主演「男はつらいよ」シリーズの第40作。当時ベストセラーになった俵万智の歌集「サラダ記念日」の歌を随所で取り入れた、異色の内容に。マドンナ女優は三田佳子。第40作を迎えてシリーズの若返りを目指してか、当時ベストセラーになった俵万智の歌集「サラダ記念日」をタイトルに入れ、同歌集の歌を随所に盛り込む異色作に。俵が通った早稲田大学でもロケが行なわれた。マドンナ役は1980年代、「Wの悲劇」「別れぬ理由」などのヒット作で人気を博した三田。また、当時のアイドル三田寛子がその姪役で共演。“とらや”の屋号は本作から“くるまや”に変更となる。ロケ地は小諸市や松本市などの長野県、島原市などの長崎県。劇場では「釣りバカ日誌」シリーズ第1作が併映。
<放送内容>
渥美清主演「男はつらいよ」シリーズの第40作。当時ベストセラーになった俵万智の歌集「サラダ記念日」の歌を随所で取り入れた、異色の内容に。マドンナ女優は三田佳子。信州を訪れたテキヤの寅次郎はひとり暮らしの老女と出会ったのを機に、彼女の体を心配する未亡人の女医、真知子とも出会い、真知子に一目惚れする。そこへ東京から訪ねてきた真知子の姪、由紀の趣味は短歌だった。故郷の東京・柴又に帰った寅次郎は由紀が通う大学に行って講義を受けるといった騒動を起こす。信州で老女が危篤におちいったという報せを受け、寅次郎は由紀やそのボーイフレンド茂とともに再び信州に向かうが……。
<鑑賞チャネル>
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