ドラマ「娘の結婚」(お薦め度★★★)
昨今のドラマの中では、珍しくゆっくりと進行します。そのテンポに慣れると結構心地良さがあります。
父と娘の情愛溢れる内容で、中井貴一と波瑠が上手に演じていました。
結婚相手となる彼の母親に問題があるかもという設定は、ちょっと現実離れしている印象を持ちましたが、奇をてらった演出は無く実績のある俳優陣の演技で、なかなか泣かせる物語になっていました。
物語の内容とは離れるのですが、ともかく父親役の中井貴一がカッコイイですね。スーツ姿のシルエットはとても50代には見えません。家事全般を手際よくこなし、ぬか漬けまで作る理想的な男やもめを具現化していました。
以下、オフィシャルサイトから引用。
<オンエア情報>
テレビ東京、2018年1月8日夜8時放送。新春ドラマスペシャル。<スタッフ>
原作:小路幸也『娘の結婚』(祥伝社文庫刊)
脚本:水橋文美江「夏子の酒」「妹よ」「みにくいアヒルの子」「母になる」「ホタルノヒカリ」「神はサイコロを振らない」「つるかめ助産院~南の島から~」
監督:松本佳奈「東京センチメンタルSP~千住の恋~」「東京オアシス」「マザーウォーター」「パンとスープとネコ日和」
音楽:平沢敦士
チーフプロデューサー:中川順平(テレビ東京)
プロデューサー:阿部真士(テレビ東京)、近見哲平(テレパック)
制作協力:テレパック
製作著作:テレビ東京<キャスト>
中井貴一
波瑠
満島真之介
光石研
奥貫薫
キムラ緑子
段田安則
原田美枝子
長谷川朝晴
椿鬼奴
松本若菜
三倉佳奈
金剛地武志
ハマカワフミエ
小篠恵奈
奥平フミ
瞬間メタル
ついひじ杏奈
小寺結花
白鳥樹理<あらすじ>
國枝孝彦(中井貴一)は娘の実希(波瑠)と2人暮らし。妻・佳実(奥貫薫)亡きあと男手ひとつで娘を育ててきた。そんな娘に変化が訪れる。「会ってほしい人がいるの」…紹介したい男性がいるという。しかしある理由で会う決心がつかない孝彦は、友人の柴山善郎(段田安則)に心情を吐露。相手はかつて住んでい たマンションの隣人、古市敏之(光石研)、景子(キムラ緑子)の息子で幼なじみの真(満島真之介)だった。だが一番の問題は景子がトラブルメーカーらしいこと。その事実を引っ越すまで知らなかった孝彦は、佳実と景子の間にも確執があったのではと不安になる。果たして娘にどう伝えるべきか?思い悩む中、孝彦は大学時代の恋人・片岡綾乃(原田美枝子)と偶然再会。話をするうちに綾乃と景子の意外な繋がりが発覚…。娘の門出のために、悩み、葛藤し、奔走する父がたどりついた真実とは…!?
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