映画『ラ・ラ・ランド』(お薦め度★★★)
アカデミー賞を総なめにするはずの作品として、前評判で大いに盛り上がったので、圧巻なミュージカル映画だとばかり考えていたのですが、そうでもありません。あれ程の大騒ぎが嘘のようです。
冒頭から意外なほどテンポが悪く、ミュージカル独特の畳み掛けるような展開も弱く感じられました。
ライアン=ゴズリングのピアノ演奏の上手さに驚かされ、そのカッコよさに惚れ惚れさせられますが、ヒロインのエマ=ストーンにはそれほど魅力を感じませんでした。メイクのせいでしょうか、デカ目プリクラのような大きい目しか印象に残りませんでした。
物語のラストは”そりゃないよ~”と納得できませんでした。チャンチャン。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:La La Land
制作年:2016
制作国:アメリカ
内容時間:128分<受賞歴>
第89回(2016)アカデミー賞主演女優賞「エマ・ストーン」
第89回(2016)アカデミー賞監督賞
第89回(2016)アカデミー賞撮影賞
第89回(2016)アカデミー賞美術賞
第89回(2016)アカデミー賞作曲賞
第89回(2016)アカデミー賞歌曲賞
第73回(2016)ヴェネチア国際映画祭女優賞「エマ・ストーン」<スタッフ>
監督:デイミアン=チャゼル
製作:フレッド=バーガー、マーク=プラット、ジョーダン=ホロウィッツほか
脚本:デイミアン=チャゼル
撮影:リヌス=サンドグレン
音楽:ジャスティン=ハーウィッツ<キャスト>
セバスチャン(セブ):ライアン=ゴズリング
ミア:エマ=ストーン
キース:ジョン=レジェンド
ローラ:ローズマリー=デウィット
ケイトリン:ソノヤ=ミズノ
ビル:J=K=シモンズ<イントロダクション>
第89回アカデミー賞で史上最多タイの14ノミネートを受け、監督賞など6部門受賞。それぞれジャズミュージシャン、女優として成功を目指す男女の恋を描くミュージカル。「セッション」も好評だったD・チャゼル監督がアカデミー賞史上最年少(32歳)で監督賞を受賞したことに加え、そんな第89回アカデミー賞の授賞式で作品賞も本作が受賞と一度は発表されたが、実は「ムーンライト」が本当の受賞作だったと訂正された騒動も含め、数々の話題を残した一本。監督にとって本作は、実現のためにまず「セッション」を手掛けたというほど、入魂の企画だった。冒頭、LAのフリーウェイでロケした長回し撮影のミュージカル場面からして気合は破格で、6部門受賞も納得。魅力的な感動作だ。
<放送内容>
第89回アカデミー賞で史上最多タイの14ノミネートを受け、監督賞など6部門受賞。それぞれジャズミュージシャン、女優として成功を目指す男女の恋を描くミュージカル。ロサンゼルス(LA)。ジャズミュージシャンとして成功し、自分の店を持つことを夢見るセブは、ある夜仕事先の酒場で出会った、女優として成功することを夢見るミアと一度は別れながら、後に再会して意気投合する。2人は同棲を始めるが、知人の人気アーティスト、キースのバンドの一員になることでセブが成功への階段を登りだす一方、ミアは自作自演の舞台で世に認められようと挑む。だが舞台の初演にセブは遅刻してしまい……。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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