映画『フランス特殊部隊RAID』(お薦め度★★★)
タイトルに騙されました。
スリリングなハードアクション作品だろうと観たのですが、一風変わったラブコメです。しかも、主人公のヒロインがポンコツです。特殊部隊の隊員が設定なら、瓢箪から駒的な流れになるはずなのに、全くその要素はありません。
変則的なコメディは普通は駄作になるのが常ですが、本作は絶妙なバランスの脚本で最後までヒロインのキャラクターを貫徹します。それはそれで筋金入りで凄いかもです(笑)だから、頑固なフランス人に受けて大ヒットしたのかもしれません。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Raid dingue
制作年:2016
制作国:フランス・ベルギー
内容時間:107分<スタッフ>
監督:ダニー=ブーン
製作:ジェローム=セロー
脚本:ダニー=ブーン、サラ=カミンスキー
撮影:ドゥニ=ルーダン
音楽:マキシム=デプレ、ミカエル=トルディマン<キャスト>
ジョアナ=パスクアリ:アリス=ポル
ウジェーヌ=フロワサー:ダニー=ブーン
ジャック=パスクアリ:ミシェル=ブラン
ヴィクトール:イヴァン=アタル
エドワード:パトリック=ミル<イントロダクション>
2017年のフランスで国産映画第1位の大ヒットを記録した痛快アクションコメディ。警察の特殊部隊に入りたいと望むヒロインは、ひょんなことから夢が叶ってしまい……?警察特殊部隊の入隊を目指す警官たちが訓練中、次々と騒動を起こしたり事件に巻き込まれたりすることから、米国の「ポリスアカデミー」シリーズを連想させる爆笑編だ。ただし本作では、いちばん暴走するのが女性の主人公ジョアナであるのがユーモラスかつ新鮮。ベタなギャグの連発に加え、派手なアクション、ロマンスもあり、多くの観客に対して間口が広い痛快娯楽作といえよう。ヒロイン役は「バツイチは恋のはじまり」のA・ポル。ウジェーヌ役の男優D・ブーンが監督も兼任。WOWOWの放送が日本初公開。
<放送内容>
2017年のフランスで国産映画第1位の大ヒットを記録した痛快アクションコメディ。警察の特殊部隊に入りたいと望むヒロインは、ひょんなことから夢が叶ってしまい……?内務大臣ジャックのひとり娘ジョアナは女性警官だが、大企業の跡継ぎである婚約者エドワードがいながら警察の特殊部隊“RAID(レイド)”に入隊するのが夢。入隊試験に落ちたジョアナがあきらめないので心配したジャックとエドワードは、厳しい訓練を受ければ現実を知って彼女が断念すると考え、ジャックは“RAID”に圧力をかけ、試験に合格させる。だが合格者を絞る選抜訓練で、ジョアナは周囲の予想に反して活躍し……。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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