映画『君の膵臓をたべたい(2017)』(お薦め度★★★★)
純愛が沁みます。
高校生時代の物語は素直に泣かされます。美しい映像で、優しさと切なさに溢れたラブストーリーでした。
映画では原作にない12年後が描かれていますが、いろいろとツッコミどころが満載で、本編の足を引っ張った印象が拭えません。悲劇を乗り越えた主人公がやる気のない教師になっているとは到底思いたくもありません。
それと奇をてらったタイトルは、観終えた後でも違和感があります。作品が世にでるために必要だったとは思いますが、狙い過ぎではないでしょうか。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:116分<スタッフ>
監督:月川翔
脚本:吉田智子
撮影:柳田裕男
音楽:松谷卓<キャスト>
山内桜良:浜辺美波
[僕]:北村匠海
恭子:大友花恋
ガム君:矢本悠馬
栗山:森下大地
恭子(12年後):北川景子
[僕](12年後):小栗旬<イントロダクション>
浜辺美波、北村匠海、小栗旬、北川景子が、過去と現在で切ない物語を綴る青春映画。母校の教師になった[僕]が高校時代に早逝した同級生の少女との思い出と対峙する。住野よるの人気小説を「となりの怪物くん」の月川翔監督が豪華キャストで映画化。原作にはない、大人になった主人公が過去を回想するというスタイルは「世界の中心で、愛をさけぶ」を思わせる。過去を北村、現在を小栗が演じる[僕]が、浜辺演じる桜良と対峙する形で物語が進み、当初は[僕]の視点から描かれた物語が終盤では変わり、桜良の隠された心情が浮かび上がる。同じ状況でも切なさが倍増されてグッとくることだろう。さらに感動させるのが浜辺のナレーションで、美しい映像と重なる“声”がすばらしい。
<放送内容>
浜辺美波、北村匠海、小栗旬、北川景子が、過去と現在で切ない物語を綴る青春映画。母校の教師になった[僕]が高校時代に早逝した同級生の少女との思い出と対峙する。[僕]は高校時代の同級生・桜良の言葉をきっかけに母校の教師となった。彼は図書館の改築のため本の整理をしているとき、教え子と話し始めたことをきっかけに、彼女と過ごした数カ月を思い出す。膵臓の病を患う桜良が書いていた「共病文庫」という日記を偶然拾ったことから[僕]は家族以外で唯一、彼女が病気の身であると知る。[僕]は桜良の亡くなる前にしたいことのリストに沿って、彼女と一緒の時間を過ごしたが……。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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