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2018.06.18

映画『関ヶ原』(お薦め度★★)

演出が失敗しています。
ともかくセリフが早口で聞き取れません。しかもリアリティを出すためなのか方言を取り入れて、何がどうなっているのか状況が理解出来ません。大名同士の結びつきや力関係がほとんどわからないままに終わっています。

その割に忍びが重要視され過ぎているように感じました。結構なウェイトで扱っており、関ヶ原の戦いは、まるでスパイ大作戦のような要素がふんだんに取り入れられています。さらに、忍びの有村架純との三成との不必要なラブストーリーが挿入されています。

天下分け目とも言われる決戦の割には、矮小化されたエピソードのオンパレードで、骨太の時代劇大作を期待したのですが、思いっきり肩透かしを喰らいました。もっと実在した人物の駆け引きを描いて欲しかったです。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:150分

<スタッフ>
監督・脚本:原田眞人
撮影:柴主高秀
音楽:富貴晴美

<キャスト>
石田三成:岡田准一
初芽:有村架純
島左近:平岳大
小早川秀秋:東出昌大
蛇白/阿茶:伊藤歩
豊臣秀吉:滝藤賢一
徳川家康:役所広司

<イントロダクション>
岡田准一が義を重んじる戦国武将・石田三成を演じ、2017年に大ヒットした時代劇。“関ヶ原の戦い”で西軍と東軍が運命を懸けて激戦を展開。WOWOW出資作品。

司馬遼太郎の歴史小説を、「日本のいちばん長い日(2015)」の原田眞人監督が映画化。岡田演じる石田三成を中心に、石田率いる西軍と、役所広司演じる徳川家康の東軍との心理的な駆け引きを豪華キャストの群像ドラマとして構築。最大の見せ場となる“関ヶ原の戦い”本戦をクライマックスとし、激しいアクションを織り交ぜながらも、日本の時代劇映画のレベルを高めようと挑んだ。「蜩ノ記」で共演済みの岡田と役所の息詰まる演技合戦もさることながら、きら星のごとく次々と登場するキャスト陣も見もの。

<放送内容>
岡田准一が義を重んじる戦国武将・石田三成を演じ、2017年に大ヒットした時代劇。“関ヶ原の戦い”で西軍と東軍が運命を懸けて激戦を展開。WOWOW出資作品。

幼くして豊臣秀吉に才を認められた石田三成。やがて大名に取り立てられた三成は、自分の石高の半分を持って、猛将として名を馳せた牢人の左近を家来に請う。秀吉に忠誠を誓いながらも利害によって天下を治めることに疑問を抱き、正義で世の中を変えようとする三成の姿に興味を持った左近は二つ返事で配下に入る。一方、秀吉の体調がおもわしくない中、天下取りの野望を描く家康は秀吉恩顧の武将たちに言葉巧みに取り入っていく。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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