映画『009 RE:CYBORG』(お薦め度★★)
キャラクターデザインや作画に関しては文句無しです。
流石はプロダクション I.Gのアニメなので、全てのシーンにおいて卓越した表現力でした。世界に誇れるアニメ技術です。
しかし、中身は駄目です。先ず、キャラクター設定が頂けません。各々のサイボーグ戦士のカッコつけ過ぎなプロフィールで全く馴染めませんでした。島村ジョーが高校生なんて違和感しかありません。
更には、物語の核となる謎について回収出来ていません。こんな中途半端な内容では手抜きとしか感じられませんでした。余りに投げっぱなしの脚本にがっかりです。
折角サイボーグ009が復活して、新たなシリーズ化を期待しただけに、これだけ出来が悪いと後が続きません。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2012
制作国:日本
内容時間:104分
<スタッフ>
監督・脚本:神山健治
プロデューサー:石井朋彦
音楽:川井憲次
キャラクターデザイン:麻生我等
制作:プロダクション I.G、サンジゲン
<キャスト>
009/島村ジョー:宮野真守
002/ジェット・リンク:小野大輔
003/フランソワーズ・アルヌール:斎藤千和
004/アルベルト・ハインリヒ:大川透
007/グレート・ブリテン:吉野裕行
008/ピュンマ:杉山紀彰
006/張々湖:増岡太郎
005/ジェロニモ・ジュニア:丹沢晃之
001/イワン・ウイスキー:玉川砂記子
ギルモア博士:勝部演之
<イントロダクション>
石ノ森章太郎の名作マンガを神山健治監督・脚本で映画化したCGアニメ。世界規模の連続爆破テロが発生、ギルモア博士のもとに00ナンバーのサイボーグ戦士が集結する。
「攻殻機動隊 S.A.C」シリーズの神山健治監督が、石ノ森章太郎の名作マンガ「サイボーグ009」に新たな命を吹き込んだCGアニメ。かつて世界の危機を救った9人のサイボーグ戦士が、21世紀の現代に再び集結する。世界の危機が冷戦からテロへと変わった現代情勢を背景に、正義や平和、人間の未来を考えさせられる物語は神山作品の真骨頂だ。原典を尊重しつつも、大胆にアレンジされたキャラクターたちの姿も見どころ。
<放送内容>
石ノ森章太郎の名作マンガを神山健治監督・脚本で映画化したCGアニメ。世界規模の連続爆破テロが発生、ギルモア博士のもとに00ナンバーのサイボーグ戦士が集結する。
2013年。かつて何度も世界の危機を救った9人のサイボーグ戦士たちは、今では故郷に戻り、各地でそれぞれの道を歩んでいた。そんな中、世界各国で超高層ビルばかりを狙った爆破テロが相次ぐ。この危機を前に、ギルモア博士は再びサイボーグ戦士たちを呼び集めようとしていた。一方、サイボーグのリーダーにして最強の戦士、009こと島村ジョーは、過去の記憶をリセットされ、東京で普通の高校生として暮らしていたが……。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
| 固定リンク
コメント