ドラマ「宮本から君へ」[全12話](お薦め度★★)
熱血ドラマと思っていましたが、暑苦しいだけのドラマで終わっています。
どうしてもっと主人公に夢を与えてくれないのでしょうか。視聴者の一人として息苦しい毎日だけど、本作を観て活力をもらいたいと期待していたのですが、ドラマの方が日常以上により重苦しいエピソードしか残してくれません。あんなに苦しんで頑張ったのに...
ヒロインとなる華村あすかの起用は評価できます。身近だけどなかなかお目にかかれない”ゆで玉子”のような美人です。主人公と一緒に彼女に恋をしました。そして振られました。恋の終わりも自分のことのように感じられて、主人公の男らしく潔いラストシーンに失恋の痛みを味わいました。
しかし、監督は何を考えているのでしょうか。最終回のエピソードはいただけません。現実以上の大失恋の美学を汚してしまいました。
ともかく、夢や希望を与えるべきドラマが、現実以上の現実しか感じさせないとは残念です。
以下、番組サイトから引用。
<オンエア情報>
テレビ東京、2018年4月6日〜6月29日毎週金曜深夜0時52分~1時23分放送。ドラマ25枠。<スタッフ>
原作:新井英樹『定本 宮本から君へ』1巻~4巻<太田出版>
監督・脚本:真利子哲也
主題歌:「Easy Go」エレファントカシマシ(ユニバーサル シグマ)
エンディングテーマ:「革命」MOROHA(YAVAY YAYVA RECORDS / UNIVERSAL SIGMA)
チーフプロデューサー:大和健太郎(テレビ東京)
プロデューサー:藤野慎也(テレビ東京)、清水啓太郎(松竹撮影所)、加藤賢治(松竹撮影所)
制作:テレビ東京、松竹撮影所
製作著作:「宮本から君へ」製作委員会<キャスト>
宮本浩:池松壮亮
田島薫:柄本時生
小田三紀彦:星田英利
甲田美沙子:華村あすか
大芝:新名基浩
岡崎部長:古舘寛治
安達辰也:高橋和也
益戸景:浅香航大
島貫康治:酒井敏也
中野靖子:蒼井優
神保和夫:松山ケンイチ<イントロダクション>
「だって なんか!なんか俺はでっかい事したいんだよちくしょお!」大学を卒業して都内の文具メーカー・マルキタの営業マンになった宮本浩(池松壮亮)は、未熟で営業スマイルひとつできず、自分が社会で生きていく意味を思い悩んでいた。そんな宮本は通勤途中、代々木駅のホームで一目ぼれしたトヨサン自動車の受付嬢・甲田美沙子(華村あすか)に声をかけるタイミングを伺っていた。何度かチャンスはありながらもなかなか声をかけられずにいる宮本。同期の田島薫(柄本時生)にヤイヤイ言われながらも決死の思いで声をかけるが・・・。そこから始まる甲田との恋模様、仕事での数々の人間模様の中で、宮本は自分の生き方を必死に見つけていく。さらに物語は徐々に、社会の厳しさにもまれながら先輩の神保和夫(松山ケンイチ)や友人の中野靖子(蒼井優)らに助けられながら宮本がひとりの営業マンとして成長する様子を描くヒューマンストーリーとしても展開。新米サラリーマンのほろ苦く厳しい日常を描いた青春グラフィティー!
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