映画『トータル・リコール(2012)』(お薦め度★★★)
1990年のオリジナルのフォーマットを踏襲しており、全く新しさがありません。
ほとんどの展開がある程度読めてしまい、ハラハラドキドキ感は皆無でした。
明らかに落ちるのが、女優でした。当時シャローン=ストーンが鮮烈に登場したのを今でも覚えています。美形で肉感的かつ官能的でした。それと比べるとケイト=ベッキンセールもジェシカ=ビールもレベルダウンです。特にケイト=ベッキンセールの不細工メイクは頂けません(もっと綺麗な女優さんだと思うのですが...)。
予想通りの拍子抜けするラストの後に、エンドロールが流れて、もしかすると最後の最後に何か用意されているのかと期待したのですが、何もありませんでした。
オリジナルを知らない世代にとって、本作が初めてならばそれなりに楽しめるかもです。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Total Recall
制作年:2012
制作国:アメリカ
内容時間:119分<スタッフ>
監督:レン=ワイズマン
製作総指揮:レン=ワイズマンほか
製作:ニール=H =モリッツ、トビー=ジャッフェ
原案:ダン=オバノン、ロナルド=シャセット、ジョン=ポヴィル
脚本:カート=ウィマー、マーク=ボンバック
撮影:ポール=キャメロン
音楽:ハリー=グレッグソン=ウィリアムズ<キャスト>
ダグラス=クエイド/カール=ハウザー:コリン=ファレル
ローリー=クエイド:ケイト=ベッキンセール
メリーナ:ジェシカ=ビール
コーヘイゲン:ブライアン=クランストン
マサイアス:ビル=ナイ<イントロダクション>
人工記憶センター“リコール社”を訪れた男性。彼の記憶がよみがえる時、世界の運命を変える戦いが始まる……。人気小説をC・ファレル主演で再映画化したSFアクション。P・K・ディックの原作はまず1990年、ポール・ヴァーホーヴェン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演で映画化されて大ヒット。今回は同じ原作をもとに、「ダイ・ハード4.0」のL・ワイズマン監督が新たな着想で“リ・イマジネーション”。最初の映画版に対する目配せがありながらも、ワイズマン監督らしい畳み掛けるアクションの連続に思わず息をのむ。監督夫人であるK・ベッキンセールの“鬼嫁”ぶりが痛快で、もうひとりのヒロイン、J・ビールと繰り広げる激しい女性同士の戦いからも目が離せない。
<放送内容>
人工記憶センター“リコール社”を訪れた男性。彼の記憶がよみがえる時、世界の運命を変える戦いが始まる……。人気小説をC・ファレル主演で再映画化したSFアクション。21世紀末の地球。科学戦争の結果、大部分が居住不可能となり、富裕層が暮らす“ブリテン連邦(UFB)”と、その支配下にある“コロニー”に分かれていた。コロニーに住むダグラスは続けざまに悪夢に悩まされ、いつも同じ場面で目が覚めていた。ある日彼は顧客に人工記憶を楽しませる“リコール社”を訪れ、怪しげな装置に座り、“諜報員”の記憶を希望する。彼の記憶が書き替えられようとした時、なぜか警官隊が突入してくる。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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