映画『青夏 きみに恋した30日』(お薦め度★★)
おじさんには響かないラブストーリーです。唯一評価出来たのは、天空に舞う花火のシーンでした。
息子のリクエストで、2018年夏休み映画を観に行きました。息子はキュンキュンして満足した様子です。
残念ながら、昨今の若年層向けの純愛ものは脚本のレベルがお粗末です。ヒロインと彼氏の人物しか描けておらず、全くリアリティがありせん。ひと夏の出会いなのに、空気を読まない傲慢過ぎるヒロインの性格や態度に辟易とします。
演出やキャスティングもどうなのでしょう。田舎なのに地元の若者はみんな都会的です。都会人が田舎に集まって小芝居をしている痛さがあります。
久しぶりに劇場鑑賞しましたが、ほとんど得ることがない作品でした。相変わらず、薄っぺらな恋愛ものを量産する邦画界に飽き飽きします。
以下、公式サイトから引用。
<作品データ>
公開:2018年8月1日
制作国:日本
内容時間:113分
配給:松竹<スタッフ>
原作:南波あつこ『青夏 Ao-Natsu』(講談社「別冊フレンド」刊)
監督:古澤健
脚本:持地佑季子
音楽:得田真裕
主題歌:Mrs. GREEN APPLE「青と夏」(ユニバーサルミュージック/EMI Records)
制作プロダクション:東北新社<キャスト>
船見 理緒:葵わかな
泉吟蔵:佐野勇斗
大鳥万里香:古畑星夏
菅野祐真:岐洲匠
桜田あや:久間田琳加
皆見ナミオ:水石亜飛夢
永村さつき:秋田汐梨
浅島タカヤ:志村玲於
船見奈緒:霧島れいか
船見颯太:南出凌嘉
成瀬美緒:白川和子
泉 醸二:橋本じゅん
<イントロダクション>
映画『青夏 きみに恋した30日』は、夏休みの間、田舎で過ごすことになった都会育ちの女子高生・理緒と、そこで出会った地元の男子高生・吟蔵との“夏限定の恋”の物語。原作は、実写化もされた『先輩と彼女』『スプラウト』等で知られる漫画家・南波あつこの人気コミック(講談社「別冊フレンド」刊)。夏が終われば離ればなれになってしまうぶん、恋心はどんどん加速していく―。
タイトルの「青夏」には、“青春よりも、もっと青くて熱い”という意味が込められている。映画でももちろん、熱くて、どこまでもピュアな「運命の夏恋」ストーリーが描かれる。理緒を演じるのは、『陽だまりの彼女』、『サバイバルファミリー』など数々の映画に出演、NHK連続テレビ小説「わろてんか」でヒロインを務めた、今最も勢いに乗っている若手実力派・葵わかな。
「わろてんか」後、初の主演作となる本作で、明治時代の女性起業家から一転、現代のイマドキ女子高生をキュートに演じ、実力を発揮。また吟蔵役には、ボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーとしても活躍しながら、ドラマ「砂の塔〜知りすぎた隣人」、「トドメの接吻」、そして今年は『ちはやふる‐結び‐』など5本の映画に出演、俳優としても大ブレイク中の佐野勇斗。
なお、彼は本作が映画初主演となる。また、吟蔵の幼なじみで理緒の恋のライバル・万里香役には、雑誌「ViVi」の専属モデルとして活躍し、放送中のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」に出演中の古畑星夏。
理緒に恋する東京の男子高生・祐真役には、「宇宙戦隊キュウレンジャー」で主演を務めた岐洲匠。理緒の同級生・あや役に、雑誌「Seventeen」専属モデルの久間田琳加。吟蔵の同級生・ナミオ役に、ミュージカル「テニスの王子様」2ndシーズンで人気を博した水石亜飛夢。
吟蔵の仲間・さつき役に、雑誌「ニコラ」専属モデルとして人気を集めるほか「セトウツミ」などにも出演した秋田汐梨。祐真の同級生・タカヤ役に、人気急上昇中のダンスアンドボーカルユニット「SUPER★DRAGON」のメンバー志村玲於と、様々なジャンルで活動する最旬若手キャストが抜擢され、物語を豊かに彩る。
監督は『今日、恋をはじめます』など繊細な演出で知られる古澤健。
理緒と吟蔵の恋物語を音楽でドラマチックに奏でるのは、Mrs. GREEN APPLE。書き下ろした新曲「青と夏」が主題歌としてラストを飾る。観客が「次は私が恋する番!」と思えるようなまっすぐではじけるような恋の応援歌となった。
一面に広がるひまわり畑をはじめ、豊かな自然の中で繰り広げられるBBQや川遊び、花火、夏祭りの風景…ここには、誰もが心の中で思い描き、憧れる「田舎の夏休み」がある。理緒や吟蔵の恋愛模様とともに、清々しい夏休み気分も体感できるはず。夏にぴったりな、最高にさわやかな青春ラブストーリーが誕生した。
<鑑賞チャネル>
イオンシネマ
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