映画『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』(お薦め度★★)
全米で大ヒットした映画で、日本でも劇場公開時にかなりテレビで予告CMが流されました。1990年のテレビ映画『IT』で結末を知っているので、大ヒットが理解出来ないでいました。息子は興味津々でホラー映画は苦手にも関わらずWOWOWで放送されて一緒に鑑賞です。
面白くありません。
怖さがほとんどありません。そしてやたらと尺が長くテンポの悪さにがっかりです。
ホラー要素を抜くとまるで『スタンド・バイ・ミー』のようです。
ピエロは象徴で、恐怖の手法が人それぞれ違っています。恐怖が散漫でピエロが登場するパターン、登場しないパターンと一貫性がありません。
終わりに本作が第1章と表示されるので、間違いなく続編が用意されるのは間違いありませんが、第1弾でこのレベルでは、シリーズ化されても全く期待出来ないでしょう。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:IT
制作年:2017
制作国:アメリカ
内容時間:135分<スタッフ>
監督:アンディ=ムスキエティ
製作:ロイ=リー、ダン=リン、セス=グレアム=スミスほか
脚本:チェイス=パーマー、キャリー=フクナガ、ゲイリー=ドーベルマン
撮影:チョン=ジョンフン
音楽:ベンジャミン=ウォルフィッシュ<キャスト>
ビル:ジェイデン=リーバハー
ペニーワイズ:ビル=スカルスゲールド
ベン:ジェレミー=レイ=テイラー
ベバリー:ソフィア=リリス
リッチー:フィン=ウォルフハード
スタン:ワイアット=オレフ
マイク:チョーズン=ジェイコブズ<イントロダクション>
S・キングの代表作を映画化した大ヒットホラー。子どもの連続失踪事件が相次ぐ田舎町を舞台に、少年少女たちが事件の中心にいる謎の存在“それ”に立ち向かっていく。キング自身の人気作「スタンド・バイ・ミー」を思わせる、思春期の子どもたちが繰り広げるみずみずしい交流を描いたドラマと、不気味なピエロ“ペニーワイズ”の姿をした闇の存在との闘いが平行して描かれるホラー映画の大ヒット作。「MAMA」で注目されたA・ムスキエティ監督が、長大な原作のエッセンスを抽出し、本作でも恐怖とドラマ性を両立させる卓越した演出手腕を発揮した。原作通り、子どもの純粋さや正義感を失って大人になった主人公たちが、“それ”と再び相まみえる続編の製作も進められている。
<放送内容>
S・キングの代表作を映画化した大ヒットホラー。子どもの連続失踪事件が相次ぐ田舎町を舞台に、少年少女たちが事件の中心にいる謎の存在“それ”に立ち向かっていく。1988年。メイン州の田舎町デリーでは、子どもが突然失踪する事件が相次いでいた。そんな中、吃音にコンプレックスを抱く少年ビルは幼い弟を土砂降りの外でひとり遊ばせるが、弟はそのまま行方不明になってしまう。やがて弟の失踪に責任を感じるビルをはじめ、負け犬クラブと揶揄されるいじめられっ子の仲間たちは、不気味なピエロの姿をした“それ”が事件の裏に隠れていることを知り、力を合わせて立ち向かおうとするが……。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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