映画『予兆 散歩する侵略者 劇場版』(お薦め度★★★)
WOWOWで放送された連続ドラマ「予兆 散歩する侵略者」を再編集して映画化したものです。そのため、劇場版と連続ドラマとの違いは全くありません。このことがわかっていれば、再鑑賞の意志がない限り、観る必要がない作品でした。
先に発表された映画『散歩する侵略者』と同じテイストですが、前編後編といった連続性はありません。本作の方が低予算ながらよりSFらしく、そして悲劇的な色彩があります。
どちらも黒沢清監督作品としては、怖さを期待するファンには物足りなさがあります。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:140分<スタッフ>
監督:黒沢清
脚本:高橋洋、黒沢清
撮影:芦澤明子
音楽:林祐介<キャスト>
山際悦子:夏帆
山際辰雄:染谷将太
真壁司郎:東出昌大
西崎:大杉漣
浅川みゆき:岸井ゆきの
斉木葉子:中村映里子<イントロダクション>
黒沢清監督が、先に発表した「散歩する侵略者」の独特の世界観を受け継ぎ、そのアナザーストーリーとして手掛けたスピンオフドラマの劇場版。主演は、夏帆、染谷将太。黒沢清監督が、先に発表した映画「散歩する侵略者」に引き続いて、そのアナザーストーリーとしてWOWOWで放送&ネット配信された話題のスピンオフドラマ「予兆 散歩する侵略者」の劇場版。夫が“侵略者”に乗っ取られて帰って来た…という、「散歩する侵略者」の独特の世界観を受け継いだ上で、高橋洋が共同脚本に参加し、前作とはまた異なるテイストで、新たな戦慄のサスペンスドラマが展開。染谷将太と夏帆が主役の夫婦に扮するほか、「散歩する侵略者」とはまた異なる役柄で、東出昌大が鬼気迫る演技を披露。
<放送内容>
黒沢清監督が、先に発表した「散歩する侵略者」の独特の世界観を受け継ぎ、そのアナザーストーリーとして手掛けたスピンオフドラマの劇場版。主演は、夏帆、染谷将太。「家に幽霊がいるの…」と同僚のみゆきから奇妙な話を聞かされた悦子は、彼女の家へ一緒に出向くが、そこにいたのはみゆきの実の父親。みゆきの精神状態を心配した悦子は、夫の辰雄が勤める病院へ彼女を連れて行き、みゆきの頭の中から“家族”という概念がなぜか抜け落ちていること、同じような症状を訴える患者が最近増えていることを知る。悦子は次第に、夫の辰雄や、彼に紹介された新任外科医の真壁に不安を覚えるようになる。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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