映画『散歩する侵略者』(お薦め度★★★)
アナザーストーリーのドラマ「予兆 散歩する侵略者」を昨年WOWOWで視聴済みだったので、本作の中身はほとんど分かってしまいました。本作は、ドラマを観ずに鑑賞すべきだったと思います。
SFとしては低予算で作られており、映像面では物足りなさがあります。演出面でも辻褄が合わない箇所があって、突っ込みどころがありました。
日テレの24時間テレビを連想させるワードから、ラストが予想されるのも残念でした。
キャスティングは申し分ありません。特にヒロインの長澤まさみが抜群です。若妻という役柄に成りきっており、見事な演技を見せてくれました。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:131分<スタッフ>
監督:黒沢清
脚本:田中幸子、黒沢清
撮影:芦澤明子
音楽:林祐介<キャスト>
加瀬鳴海:長澤まさみ
加瀬真治:松田龍平
桜井:長谷川博己
天野:高杉真宙
立花あきら:恒松祐里
明日美:前田敦子
牧師:東出昌大
<イントロダクション>
鬼才・黒沢清監督が、長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己、東出昌大ら、豪華多彩なキャストの競演で前川知大の同名舞台劇を映画化した、会心の傑作エンターテインメント。夫は妻に告白する。「俺さ、本当は宇宙人なんだ。地球を侵略に来たんだ」と。これまでホラー仕立ての映画を数多く手掛けてきた黒沢清監督が、今回は、異星人による地球侵略もののSFサスペンスを主軸に据えつつも、そこにコメディやホラー、アクション、ラブロマンス、等々、さまざまな要素を掛け合わせて、斬新でユニーク極まりないエンターテインメント世界を構築。冒頭からあれよと見る間に観客を摩訶不思議な異世界へといざない、刺激満点の映画体験を味わわせてくれる。百聞は一見にしかず。何はなくとも必見!
<放送内容>
鬼才・黒沢清監督が、長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己、東出昌大ら、豪華多彩なキャストの競演で前川知大の同名舞台劇を映画化した、会心の傑作エンターテインメント。数日間行方不明だった夫の真治がようやく家に戻って来たものの、それまでとはどこか違う彼の態度や言動に、妻の鳴海は戸惑いといらだちを募らせることに。けれども、そんな彼女にはお構いなしに、真治は毎日ふらふらと散歩に出掛けては、何やら不可思議な行動を繰り返す。そのころ町では、とある一家が惨殺されるなど、奇妙な出来事が次々と発生。ジャーナリストの桜井は、何かがおかしいと、独自の調査を開始するのだが…。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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