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2018.09.25

映画『火花(2017)』(お薦め度★★★)

なかなかどうして良く出来た作品です。
原作から監督まで吉本興行による内製化の映画なんて、はっきり言って期待していませんでした。

ところが、監督自身がお笑い芸人ということで、芸人の目線でしっかり作り込まれています。テンポも悪くありません。今作が長編3作目とは思えない出来栄えでした。驚かされたというか、女優の使い方が巧みです。木村文乃は最初誰だかわかりませんでした。

物語はもっと内面を扱ったものと思っていたのですが、売れない芸人たちの機微や情感を描いた群像劇であり、青春映画でした。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:121分

<スタッフ>
監督:板尾創路
脚本:板尾創路、豊田利晃
撮影:福本淳
音楽:石塚徹

<キャスト>
徳永:菅田将暉
神谷:桐谷健太
真樹:木村文乃
山下:川谷修士
大林:三浦誠己
鹿谷:加藤諒

<イントロダクション>
又吉直樹の芥川賞受賞作を、菅田将暉と桐谷健太の共演で映画化。お笑い芸人たちの10年間を描いた青春ドラマ。鳴かず飛ばずの若手芸人の前に、破天荒な先輩が現われ……。

お笑いコンビ、ピースの又吉直樹による第153回芥川賞受賞作を、「板尾創路の脱獄王」「月光ノ仮面」を手掛け、自身もお笑い芸人である板尾創路の監督で映画化。菅田演じる“スパークス”の徳永と、桐谷演じる“あほんだら”の神谷という、売れない芸人2人の10年間の軌跡を通じ、芸人の世界の光と影をリアルかつ鮮やかに浮かび上がらせる。徳永の相方・山下を演じる2丁拳銃の川谷修士、神谷の相方を演じる三浦誠己がいい味でサポート。クライマックスで菅田が見せる漫才の“心の叫び”が胸を震わせる。

<放送内容>
又吉直樹の芥川賞受賞作を、菅田将暉と桐谷健太の共演で映画化。お笑い芸人たちの10年間を描いた青春ドラマ。鳴かず飛ばずの若手芸人の前に、破天荒な先輩が現われ……。

お笑いコンビ“スパークス”のひとりとしてデビューしたが、なかなか芽が出ない徳永。彼は、営業先の熱海の花火大会で先輩芸人の神谷と出会う。神谷は“あほんだら”というコンビで常識の枠を超えた漫才を披露し、徳永を魅了する。神谷に誘われて飲みに行った徳永は弟子入りを志願し、承諾した神谷は、徳永に自分の伝記を書いてほしいと頼む。徳永と神谷の交流はしばらく続くが、やがて彼らの前には厳しい現実が立ちはだかる。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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