映画『怪物はささやく』(お薦め度★★)
物語が良くわかりません。
大体、あまりにも根暗な設定で更にダークファンタジーとして描くのは、悲劇自体を相殺させる手段にしか感じられません。
妄想から本音が呼び起こされて現実世界に破壊的に作用するという、麻薬のような妄想依存による展開では共感しようがありません。一体、主人公の少年が何を学んだか分かりませんでした。単に母が死に向かう姿から目を背けていただけとしか思えません。
スペインで大評価されたようですが、俺には本作の良さが理解できません。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:A Monster Calls
制作年:2016
制作国:アメリカ・スペイン
内容時間:109分<スタッフ>
監督:フアン=アントニオ=バヨナ
製作:ベレン=アティエンサ
脚本:パトリック=ネス
撮影:オスカル=ファウラ
音楽:フェルナンド=ベラスケス<キャスト>
コナー:ルイス =マクドゥーガル
祖母:シガニー=ウィーヴァー
母親:フェリシティ=ジョーンズ
父親:トビー=ケベル
怪物:リーアム=ニーソン(声の出演)<イントロダクション>
母の病気の回復を願う少年のもとに現われた不気味な怪物。果たしてその正体と隠された真実とは? 「永遠のこどもたち」のJ・A・バヨナ監督が放つダークファンタジー。イギリスの栄えある児童文学賞をW受賞したP・ネスの同名ベストセラー小説を、バヨナ監督が新旧多彩なキャストの競演で映画化。1000人ものオーディションの中から主役に抜擢されたイギリスの新星L・マクドゥーガルが、夜ごと現われる不気味な怪物と必死の対話を繰り広げる少年主人公を切なく好演して観る者の感涙を誘うほか、おなじみの名優L・ニーソンが、怪物の声優役に加えてモーションキャプチャーにも初挑戦。スペインのガウディ賞で、監督賞をはじめ、計8部門で受賞を果たすなど、高い評価を得た。
<放送内容>
母の病気の回復を願う少年のもとに現われた不気味な怪物。果たしてその正体と隠された真実とは? 「永遠のこどもたち」のJ・A・バヨナ監督が放つダークファンタジー。最愛の母が末期がんで余命を宣告され、ショックと不安を隠し切れない13歳の少年コナー。厳格な祖母とは反りが合わず、学校でもいじめられて孤立する彼は、ここ最近、毎夜悪夢にうなされていた。ある晩、不気味な大木の怪物が彼の前に現われ、「これから俺が3つの真実の物語を話そう。4つ目の真実の物語は、お前が話すんだ」と告げる。かくして、怪物とコナーの間で、摩訶不思議な物語が夜ごと繰り広げられることとなる。
<鑑賞チャネル>
WOWOW
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