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2018.11.24

映画『彼女がその名を知らない鳥たち』(お薦め度★★★)

及第点ですが、違和感があります。
どうして正々堂々クライムサスペンスで描かないのでしょうか。ラブストーリーとばかり思っていたら、トリッキーな展開が用意されていました。

変則的な内容なので、ラストは全然納得出来ません。いろいろなラストが用意されてしかるべき物語で、邦画らしい一番選択してはいけない終わりを迎えます。

本作は国内でいろいろな賞を受賞していますが、日本人受けする国内でしか評価されない作品ではないでしょうか。世界マーケットには到底通用しない内容だと思います。

以下、WOWOWオンラインから引用。

<作品データ>
制作年:2017
制作国:日本
内容時間:124分

<スタッフ>
監督:白石和彌
脚本:浅野妙子
撮影:灰原隆裕
音楽:大間々昂

<キャスト>
北原十和子:蒼井優
佐野陣治:阿部サダヲ
水島真:松坂桃李
黒崎俊一:竹野内豊
国枝カヨ:村川絵梨
野々山美鈴:赤澤ムック
国枝:中嶋しゅう

<イントロダクション>
蒼井優と阿部サダヲの共演で究極の愛を描いたラブミステリー。過去の恋人を忘れられないまま15歳も年上の男に依存するヒロイン。男の“過剰な愛情”に隠された秘密とは?

沼田まほかるの小説を「孤狼の血」の白石和彌監督が映画化。蒼井演じる十和子、阿部演じる陣治、松坂桃李演じる水島、竹野内豊演じる黒崎と登場人物たちはいずれも“最低”と呼んでいいような人間たち。「ベティ・ブルー/愛と激情の日々」のベアトリス・ダルを彷彿とさせるような役柄を演じる蒼井、いつもとはひと味違う演技で場面をさらう阿部、従来のイメージを覆すようなクズっぷりを見せる、松坂と竹野内。4人の演技合戦が緊張感を生み、“究極”にたどり着くことに胸が締め付けられるような感覚になる。

<放送内容>
蒼井優と阿部サダヲの共演で究極の愛を描いたラブミステリー。過去の恋人を忘れられないまま15歳も年上の男に依存するヒロイン。男の“過剰な愛情”に隠された秘密とは?

十和子は8年前に別れた元恋人・黒崎を忘れられずにいながら、15歳年上の陣治と暮らしていた。ある日、十和子はどこか黒崎の面影があるデパートの時計売り場主任・水島と知り合う。妻子がいると知りながらも、彼との情事に溺れていく十和子。その後、彼女のもとに刑事が訪れ、黒崎が行方不明であることを告げる。やがて十和子は陣治が自分を執拗につけ回していたことを知り、彼が黒崎の失跡に関係あるのではないかと疑うが……。

<鑑賞チャネル>
WOWOW

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