映画『ワイルドガン』(お薦め度★★★★)
耐える姿が渋いです。
耐えて耐えて耐える。それでも悪党どもは容赦ない。やむにやまれず立ち上がらなければならない男気に究極の孤独を感じました。
脚本が秀逸です。主人公が葛藤し続ける背景を回想シーンを用いることなく、セリフで的確に表現しています。キーファー=サザーランドとドナルド=サザーランドの親子共演が見事でした。
本作は邦画でいうところの任侠ものです。中でも高倉健主演の大好きな映画『冬の華』を思い出しました。いつの時代でも真に強い男に憧れます。
以下、WOWOWオンラインから引用。
<作品データ>
原題:Forsaken
制作年:2015
制作国:カナダ・フランス・アメリカ
内容時間:91分<スタッフ>
監督:ジョン=カサー
製作:ケヴィン=デウォルト、ジョシュ=ミラー、ビル=マークスほか
脚本:ブラッド=マーマン
撮影:ルネ=オオハシ
音楽:ジョナサン=ゴールドスミス<キャスト>
ジョン=ヘンリー=クレイトン:キーファー=サザーランド
サミュエル=クレイトン:ドナルド=サザーランド
メアリー=アリス=ワトソン:デミ=ムーア
ジェームズ=マッカーディ:ブライアン=コックス
ジェントルマン=デイヴ=ターナー:マイケル=ウィンコット<イントロダクション>
母の死を機に、銃を捨てて故郷に戻った元ガンマン。父との葛藤劇の末に、彼が再び銃を手にして宿命の戦いに挑むさまを、K&D・サザーランドの親子共演で描く本格西部劇。人気海外ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」シリーズでおなじみのK・サザーランドと、「カサノバ(1976)」などで知られる名優D・サザーランド。俳優親子として名高い彼らは、過去にも共演作があるものの、2人が映画の同一場面で実際に共演するのは、キーファーの俳優デビュー作「ニール・サイモンのキャッシュマン」以来、実に32年ぶりのこと。そんな2人が劇中でもやはり父子に扮して苦悩と葛藤に満ちた息詰まる演技合戦を披露するほか、主人公の元恋人役をD・ムーアが好演するのも見逃せない。
<放送内容>
南北戦争後、西部の町でガンマンとして名をはせていたジョン・ヘンリーが、母の死の知らせを聞いて、ワイオミングの実家へ久々に帰郷。彼はこれを機に銃を捨て、故郷の地でまっとうな人生を送るつもりでいたものの、教会の牧師である父は、息子の過去の過ちを許そうとせず、親子の間の深い溝はなかなか埋まらない。その上、かつてジョン・ヘンリーと結婚を誓い合った恋人のメアリー・アリスは、既に別の男性のもとへ嫁いでいた…。<鑑賞チャネル>
WOWOW
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