人間ドックで脳ドックも追加した
職場の定期健康診断の人間ドックで脳ドック(MRI、MRA検査)もオプション追加して受診しました。オプションに関しては自己負担となり検査料は2万4376円です。
父が脳梗塞、脳出血を繰り返してきたので、昭和世代を反面教師とした予防のための脳ドックです。
脳ドックは通常のメニューに組み込まれて途中で行われました。時間は40分です。絶対に動かないようにと注意されました。寝ても良いが動かないようにと何度も繰り返し厳命されました。
装置に入る前に金属類は外さなければならないので、入れ歯も取りました。装置から大きな音が出るので耳栓をします。装置のベットに横たわり頭が固定されます。緊急連絡用のスポンジ状のスイッチを左手で握り、両腕を含め胴体をベルトで拘束されました。
用意が出来ると検査員が操作室に移動してスタートし、俺を乗せた可動式のベットが円盤状のトンネルに移動します。視界は狭く身動きが取れないのでなすがままです。
40分間なので寝ることは無いだろうと考えていたのですが、20分間くらい経過したと思ったら検査が完了したので、緊張しながらもウトウトしたようです。
実は20年くらい前に、人間ドックの延長でMRI検査を受けています。しかし、何が目的で結果はどうだったか大事なことはすっかり忘れています。唯一思い出すのがMRI検査中に心細くなって自分が閉所恐怖症ではないかと疑ったことです。今回も何かしらの不安が襲ったらと心配したのですが、全く何ともありませんでした。つまり、閉所恐怖症では無かったんです!
本日の人間ドックは初めて利用する施設です。脳ドック以外の定番検査も親切で丁寧で最高のサービスでした。これまでの人間ドックは検査が目白押しでまるでブロイラーのように扱われていると感じて来ました。経済性と効率性が優先されるので俺としては年1回の苦行として我慢して参加してきましたが、ようやく子供の頃に思い描いていた優雅な人間ドックを経験することができました。
朝9時スタートでしたが、8時半に受付をして着替えると直ぐに検査が始まり、ゆったりと受診できました。終了は12時だったので3時間半かかったことになります。
待ち時間は窓外の新宿南口のビル郡や広告看板を眺めて、飽きることなく時間を潰しました。
さて、検査結果はどう出るでしょうか。
| 固定リンク
コメント